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2010-09

コーヒー産地を訪ねて… 一枚の写真 vol.18『2010年ホンジュラス/コマヤグア中心街』

9adati01.jpgホンジュラスCOE審査会の合間には、農園の他に地元の史跡や名所等を訪ねるツアーも用意されています。この写真もそんなツアーで行った歴史的な街並みが観光地としても有名な“コマヤグア”という街ですね。界隈で一番背の高い聖堂の窓から見下ろした中央公園。中南米では決まって街の真ん中に教会があり、その前(周り)に公園があるという街をつくりますが、この街は1537年スペインのコンキスタドール(征服者)によって建設され、スペインから中央アメリカ連邦が独立した際はホンジュラス州の州都だったそうです。古い教会や鐘など歴史を感じさせる趣ですが…ガイドさん曰く「中米の真ん中にあるホンジュラスで、この街はその中心だぁ!」と胸を張って説明します。どこか私の住む大川や久留米など、地域の“まちづくり”の活動を支える方々と重なる想いを感じます。自分の住む街に誇りを持ち、その歴史や産業を語る人々の熱き想いは、場所は変われど一緒なんですね。
 さぁ、今夜は黒棒を肴にホンジュラスのコーヒーでもすすりますかぁ~

写真と文 安達  和宏
あだち珈琲(株)
http://www.adachicoffee.com
大川店 大川市榎津325-28 ヴィラベルディ1F TEL.0944-87-6549
久留米店  久留米市篠山町6-397-7 BS通り TEL.0942-27-8205

住まいば考えよっ隊 Vol.45 『みなさーん、お尻拭いてますかー』

『みなさーん、お尻拭いてますかー』

最近の住宅設備は昔に比べると非常に便利、多機能になってきている。キッチンでは自動食器洗浄器、IH調理器。お風呂では浴室テレビ、ジェットバスなど。トイレに至っ9sumai01.jpgてはウォシュレット、多機能洗浄付暖房便座、節電、節水機能は当たり前、最近に至っては脱臭、香りや音楽が流れるものまである。住宅設備メーカーの最新情報は絶えず気になるところだ。
 住宅の新築やリフォームの際にこれらを選択する立場になると、TVで宣伝されているから、友人宅が付けているから、営業が進めたからといった理由で選んでいないだろうか。便利さや多機能性に目がいき、選んではみたが実際には使わず必要なかった機能や豪華すぎる仕様に後悔されている方も多いはず。あまりにキッチンがきれいなので、汚したくないから外食するといった笑い話も聞こえてくる。
 話は変わって、これまでもコンビニの前や公園で飲みかけや食べかけのゴミがそのまま放置されている場面をよく見かける。自分の後始末をきちんとやるということは人としてとても大事な事のように思える。お金を払っているから、税金を払っているからといった高慢な考えがいつしか、生活に表れてはいないだろうか。職場や政治でさえ、なかなか後始末を、つまり“尻を拭く”ことがきちんと出来ているか疑わしいことがある。日常的に使うトイレひとつとって見ても、自動洗浄や蓋の自動開閉など便利になり過ぎた住宅設備がその一端を担っているのではないか。そう思いたくなる今日である。
 最新の設備を使うことで人間が退化したり、横着になってはいけない。住宅設備を選択する際は家族で話し合い、その機能や性能が本当に必要か、十分、吟味する必要があろう。なぜなら、住宅は人が生まれてはじめて接する大切な教育の場なのだから。

一級建築士 小林一也

落語スズメ 第五十六回『カチョウガクル』

松田 一成

規模が毎年大きくなってます。今年で4年目『博多天神落語まつり』。10月29日から31日までの3日間、東西選りすぐりの噺家が40名、5つの会場、全29公演というからものすごい。先日よりチケットも販売となり、2ヶ月先のスケジュール、お悩みの貴兄も多いかと。アタシもそんな一人。地元新聞社に貼られたポスターを見るとあの人の顔が。最上段、春團治師と三枝師の間に、カンカン帽をかぶった、眼鏡でチョビ髭の男。『ボインはぁ赤ちゃんが吸うためにあるんやでぇ、お父ちゃんのもんとちがうのんやでぇ~』ご存知、月亭可朝。40年前なんですね、『嘆きのボイン』。以来、テレビを騒がせ、週刊誌を乗っ取り、つい最近も新聞ダネになっておりました。(都合により内容は一切割愛させて頂きます。)この人は果たして落語家なのだろうかという疑問を持ち続けながら今日迄、やっとこの日が(笑)。可朝師の伝説は、枚挙にイトマが無いのです。まずこの師匠バリバリの関西人の風でありながら、横浜出身といううわさ。今年72歳の年男、生年月日があの志ん朝師と全く同じ昭和13年3月10日。二十歳の頃、大看板三代目林家染丸に入門するも(当時は染奴)女性問題の誤解がもとで破門。だがすぐに、同情した人間国宝桂米朝師にすくわれ、小米朝の名をもらい、後、月亭可朝。実は米朝一門の総領弟子なのである(まあ実際はざこば師ということになっているらしい)。売れまくっていたのだが、談志師が国会議員選挙に出ると聞いて、なら自分もと出馬。見事落選。芸人さんが出馬した時のお約束、高速道路で選挙カーを走らせていたとの元祖はこの師匠。いろいろありまして保釈後のキャバレーでの営業、看板に『野球賭博でおなじみの月亭可朝来演!』。ガンの疑いで観念した可朝師、その事を奥さんに告げると、奥さん『今死なれたらこまる、せやけど生きられても困るし…』もちろん検査結果はガンではなかったのだが。そんな話ばかりがある可朝師の芸に談志師いわく、『ものすごくいい』。気になるでしょ。そんな師匠をここ福岡で見ることのできるチャンス。お悩みの貴兄もご一緒に是非!

結婚する気持ち、別れる心理。 -Vol.5-

上田 和美
福岡市南区大橋1-18-24 サクセス大橋801号
TEL: 092-555-6919   e-mail : info@kfc-fukuoka.net

最近「離婚」の相談がくる。しかも結婚して3年目くらいの方が特に多い。離婚したい理由は様々あるけど、でもボクは先ず「修復」を勧めるコトにしている。
 ナゼって、恋愛結婚の人ばかりだから。
 二人の関係の「修復」という作業はとっても難しい。パートナーに対して不信感を持ち始めると、フシギなコトにそれを確認しようとする気持ちが働いちゃう。「ほらね、ヤッパリね」って。また、お付き合いをしてた頃と結婚した今ではパートナーの態度が違う、と言う理由も多いよね。
 でも、「別れる」コトを決心しちゃった人なら、ココには来ないハズ。少しでも「何とかしたい」って思ってるからこそ誰かにハナシを聴いて欲しいし、どうするのが二人にとって一番良い方法なのか、真剣に悩んでるのだから。
 別れるのはすぐ出来る。でも、今しか「修復」は出来ない。「後悔」をしないために、自分が選んだ人との生活を充実した生活に変えるために、今、苦しいけれど悩んで、乗り越えて行こうとする気持ちを応援しながら見守ってあげたい。このときあなたは「孤立無援」だから、だからこそ。
 「結婚」の先にはこういう悩みも生まれてくるコトも。

 第3回目のセミナーは『自己分析コミュニケーションセミナー』。自分のコトを自分で分析すると、人には言えない知らない自分が見えてくる。その「知らない自分」がコミュニケーションを阻害している要因かも。
「滑らかな対人関係」は自分に適したコミュニケーションから始まるのさ。
 だから、今からストレスフリー体質を始めましょ。

第3回『自己分析コミュニケーションセミナー』
●とき
9月26日(日)
14時~、16時~
●参加費3150円
くるめすたいる読者には
「コラム見たよ」で2100円にご優待
(詳しくは14Pをご覧下さい)
☆QRコードから予約下さい

ラーメン今昔物語 134「炎天下の行列」

ラーメン屋のHK

この夏も、記録的な猛暑の夏でした。お盆の間も、夕立も降らない酷暑の日々が続きましたが、にもかかわらず、久留米に帰省したお客様は、今年も僕の店の前に長い行列をつくって下さいました。有り難い限りです。せめて外にお並びのお客様には、冷茶やかき氷のサービスくらいしか僕たちにはできませんが、炎天下で何十分も並び、さらに熱いラーメンを食べていただけるということは、僕たちはラーメン屋冥利に尽きます。感謝の極みです。
 そして、そんなお客様をお迎えして、これまた熱い釜の前で、一杯一杯心を込めてラーメンを作る社員、ホールを駆け回るパート・アルバイトさん、本当にありがとうございます…  また、僕たちがこだわる良質の食材を厳選して届けてくれる業者さんや、その他全ての協力会社の誠意に、いつも感謝しています。

 これらのことを、経営者である僕が「当たり前」などと思えば、お天道様の罰が当たり、商売する資格すら無くなるでしょう。
 そんな思いを改めて心に刻み込んだ、今年の夏でした。
(2010年9月)

◆バックナンバー http://www.taiho.net

ナイスシニアになろう! vol.87「100歳以上の高齢者の行方不明」

「100歳以上の高齢者の行方不明」

最近の高齢者の行方不明の報道に心さびしい思いをしているのは私だけではないでしょう。日本は本当に豊かになったのか?と考えてしまいます。その一方で、認知症の高齢者をかかえて日々悩みながら介護に追われている方も…。介護を抱え込みすぎると、たとえ自分の本当の両親でも憎しみが生まれ修羅場になることも…。そんな時はぜひ誰かにSOSを発信してほしいと思います。地域の民生委員、地域包括支援センター、近くのクリニックやサービス事業所などなど、市役所の介護保険課(地下1F)には介護が必要になった時のパンフレットもありますし、窓口でも相談できます。一方で完全に介護放棄をするご家族も少なくありません。その結果孤独死につながり、戸籍だけ残ってしまうこともあるでしょう。人付き合いを嫌う高齢者も多いとは思いますが、ご近所を見回してみてもし孤立しているお年寄りがいたら、同じように行政や事業所に連絡して下さい。希薄になってしまった人間関係をもう一度とりもどすには…道のりは遠いかもしれませんが、私たち一人ひとりが少し目配りすることで孤独の内に亡くなる高齢者を減らすことが出来るかも…と思うこの頃です。

特別医療法人 理事 吉永 美佐子
久留米市日吉町115
電話:0942-35-2725/FAX:0942-31-1318

たのしい本のせかい vol.92内田麟太郎さんはナンセンス作家のはず

内田麟太郎さんはナンセンス作家のはず

 内田麟太郎さんは、大牟田出身の絵本作家です。“絵詞作家”と自称し、数々の絵本をさまざまな画風の画家と組んでつくり出している。絵を描いた人はそれぞれ違うのに、どの絵本もやっぱり“内田麟太郎の作品”として紛れもないと思えるのはさすがです。『こいしがどしーん』『くるぞくるぞ』など、おとなも子どもも楽しめるナンセンス絵本や、『ともだちや』『わにぼう』『ぶたのぶたじろうさん』などのシリーズ絵本でも大活躍の内田麟太郎さんが、このところかなりシリアスなテーマの絵本に取り組んでいます。虐待で死んでいった子ども、愛された記憶を持たない母親に育てられる子ども、自暴自棄になってナイフを握りしめる少年を誰が止められるのかなど。「この絵本を誰に勧めよう」と話題になる絵本です。
 幼児虐待や犯罪のニュースを見ても、なんて悪い奴らだと切り捨ててすぐ忘れてしまう大人たちがこれらの本を読んで、子どもの育つ環境に少しでも目を向けるヒントにしてくれたら、この小さな絵本が社会を動かす力にならないかなと微かな希望を持ってしまうのです。
 きっとこれらの絵本は、子ども時代に継母との折り合いが悪く、愛をもとめ続けた内田麟太郎さんの魂の叫びから生まれてきた絵本に違いないからです。

(内田麟太郎の絵本から)
『かあさんのこころ』(PHP研究所)味戸ケイコ:絵
『まねっこでいいから』(瑞雲舎)味戸ケイコ:絵
『うまれてきたんだよ』(評論社)味戸ケイコ:絵
『だれかがぼくを 殺さないで』(PHP研究所)黒井 健:絵
『おもいで』(イーストプレス)中野 真典:絵
『みさき』(佼成出版社)沢田としき:絵
『「とうさん」』(ポプラ社)つよしゆうこ:絵
『じてんしゃきこきこ』(ビリケン出版)大橋重信:絵
『さかさまライオン』(童心社)長新太:絵
『うそつきのつき』(文溪堂)荒井良二:絵

スパイスな食育 vol.46 『街中・ママンカレー』

supaisu11.jpgスパイスハウス吉山  吉山 武子
TEL.0942-34-4327

ワシワシの声がいつのまにか遠のき、立秋となりましたが驚異的な猛暑が続いております。そんな中私は『食の力』で久留米の街中を少しでも明るく元気にするためのお手伝いができたらとの思いで、微力ですが『街中道の駅美郷』のcafe(星野の杉材で内装した落ち着いた雰囲気のお店)にて“吉山武子のママンカレーランチ”に、スタッフ共々挑戦しています。教室の皆さん、友人、知人、初めての方々等、猛暑の中を足を運んで下さり『やっぱり吉山さんのスパイスカレーは美味しかー』『元気になった』と励まして下さいます。毎回お見え下さる方もあり、心温かく感謝しております。ご案内のチラシを差し上げますと、『ここ2~3年は一番街に足を運んでいません』『行っても欲しいものが無い』『魅力が無い』と淋しい答えばかり返ってきました。私はそんな時、店舗のシャッターが少しずつ開き、若い人達が魅力ある店作りをするためがんばってありますよと、お誘いに努めております。吉山のママンカレーランチ(9/6、9/27)に一人でも多くの皆様に足を運んでいただき、『街の元気』作りにご協力下さいますよう心よりお待ちしております。
 最後になりましたが、『スパイスな食育』はこの号をもちましてお別れとなりました。3年余り掲載していただき、色々な出来事がありました。その一つ一つが貴重な財産として私の歴史に刻み込まれています。街でお逢いする皆様に『お孫さんは大きくなられたでしょう?』『いろいろよくがんばってありますねー』『おいしいカレー食べに行きますよー』『毎月楽しみに読んでいます』等々の励ましのお言葉に支えられて続けてこられましたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。そして何よりもわがままな文章の添削をしてくださいました横山さん、スタッフの皆様、ありがとうございました。『くるめすたいる』の今後のさらなる成長を楽しみにペンを置きます。感謝!!

あなたのお悩み解決!Q 任意後見契約について教えて下さい。

Q 任意後見契約について教えて下さい。

A 意後見契約とは、判断力が十分なうちに、判断力が不十分になってからの自分の生活や療養看護、財産の管理に関する契約事務などを、あらかじめ誰かにお願いしておくというものです。世の中は長寿社会になり、多くの人が歳とともに認知症などになりやすい状況にあります。このような将来の不安を解消し、ご自分やご家族の人生設計を前向きに考える上で、任意後見契約の重要性が高まっています。
 病気など、いざという時は誰でも、必ず誰かのお世話になります。事前に備えがあれば、ご自身も、ご家族などの関係者も、安心して治療や療養看護に専念できるものです。また、元気な内であれば、後見を引き受けた子供さんなどに遺言で多めに遺産を相続させるなどの配慮をすることも可能です。そして、任意後見人には、子供さんなどの親族がなる場合が多いようですが、信頼できる知人、行政書士など、第三者でも可能です。
 任意後見契約は、法律で公正証書で作成することとなっています。また、任意後見監督人と家庭裁判所による二重のチェックもあり、安心な制度です。しかし、任意後見契約と一緒に締結されることがある任意代理契約では、これを悪用したとみられる事例が度々報道されています。これは、任意後見契約とは別の契約なので、注意が必要です。
 以上のように、任意後見契約は有益な法制度ですが、注意すべきこともあります。当事務所では、公正証書作成手続代行と契約書作成の法律専門家として随時ご相談を承っております。ぜひ、お気軽にご利用下さい。

行政書士くまがい法務事務所
行政書士 熊谷 英之
Tel.0942-32-4366
北久留米支部ホームページ http://n-kurume.net/

B級グルメの聖地くるめ「本物はそこにしかない」 

豆津橋 渡
website  http://b-g-q.net/
e-mail  info@b-g-q.net

昨年秋、ご当地ラーメンで有名な福島県喜多方市でラーメン店を数件食べ周る機会がありました。実は、数年前のラーメンブームと言われていた頃、豚骨・鶏ガラ・煮干しをベースの醤油味が気に入って、東京出張時によく「喜多方ラーメン」の看板の店を訪れておりました。今回、念願叶ってやっと初めて本場・喜多方の店で食べたのですが、一口味わった瞬間…驚いてしまいました。何に驚いたかって、その「麺」の美味さにです。
 お恥ずかしい話、これまで私はラーメンの味わいとは「スープ」のことを言うのであり、「麺」のことは蔑ろにしてました。いえ、今回本場の喜多方ラーメンを食べて初めてそう気づくまで、これまで「麺」のことを真剣に考えていなかった、というのが本当ところです。東京で食べた喜多方ラーメンもそれはそれで美味しかったのですが、喜多方ラーメン独特の少し縮れた極太平麺はしっかりとしたコシがあり、噛むと小麦の香りというかなんというか…料理評論家ではないので上手な表現ができませんが、現地で食べたどこの店でも、とにかく美味いのです。
 どんなに真似をしても、その土地の風土や環境、特に水が違うと同じ味にはならない、といいます。関東より関西のほうが昆布ダシ文化が栄えているのは、水の違いが大きな理由だそうです。(基本、関東は硬水、関西は軟水といわれ、昆布の旨み成分の出方が違うらしい)あの喜多方ラーメンの麺は、喜多方の風土や水でしか作れないものなのでしょう。もしかしたら麺を湯がく時の水の違いでも影響があるのかもしれませんね。
 昨今、各地のB級ご当地グルメが話題で各種イベントやTV・雑誌でよく見かけます。これがきっかけで興味を持たれたら、是非現地に行って食べてみてください。味と香りは目に見えません。本物はそこにしかないのです。

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