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歯は健康のバロメーター Archive

歯は健康のバロメーター vol.21

〜落合先生のお口のお話し〜
「乳歯の時にはきれいな歯並びだったのに、
永久歯が萌出したらでこぼこになった、
ということはありませんか?」
おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

幼稚園や保育園に入園したころはきれいな歯並びだったのに、卒園するころあるいは小学校に入学する頃になったら、何だか前歯の歯並びが凸凹になってきた、ということがよくあります。せっかくきれいだったのに、と思うととても心配になるものです。しかしながら、実はこのような歯並びの問題は、症状の程度に差があるものの多くの子どもたちにみられるのです。むし歯があって、歯が欠けている部分に寄ってしまった、外傷で歯を失って隣の歯が倒れこんできてしまった、指しゃぶりや爪噛みがあって前歯に不自然な力が加わっていた、等々、原因が明らかなものもありますが、中には全く原因が思い当たらないこともあります。なぜそのようなことが起こるのでしょうか?
歯の大きさは、乳歯も永久歯も一度出来上がればその大きさが変わることはありません。何歳になっても最初にはえてきたときの大きさです。しかしながら顎は体の成長とともに大きくなります。そして、乳歯とそのあとに萌出してくる永久歯の大きさを比べると、特に前歯と犬歯においては永久歯の方が大きいことがわかっています(乳歯でも奥歯については別ですが、そのはなしはまたいずれ)。したがって、まだ大人の大きさになっていない顎に大人と同じ大きさの歯が萌出してくるのですから、当然のように場所が足りません。乳歯が抜けて永久歯になるとき、歯並びに問題が生じることは、よく起こることなのです。ですから、永久歯の前歯が萌出してきて、歯並びが気になる場合には、こうなることはよくあるのだ、ということをまず念頭において、そしてこれが自然のことか異常なのかをかかりつけの歯科医院でみてもらうようにしましょう。何か異常があればそれを解決する治療を提案されるでしょうし、そのまま様子を見守ることもあります。気軽に相談してみることをお勧めします。

歯は健康のバロメーター vol.20

「口をけがしたときには、
歯の変色に注意して下さい。」

おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

つかまり立ちをして滑ったり、よちよち歩きをして転んだり、1歳頃のこどもたちにはよく見られるアクシデントです。その際に最もよくぶつけるのが上の口唇、そして次にオトガイと呼ばれる下顎の前方のあたりです。上の口唇をぶつけると、口唇が上に引っ張られるような力が加わるため、上口唇と歯肉をつなぐスジ(上唇小帯:じょうしんしょうたい、といいます)が切れたり、上の前歯の歯肉が剥がれてしまったりすることがよくあります。また、下顎をぶつけた場合には下顎の皮膚に傷を負ったり勢い余って下口唇に上の前歯が突き刺さってしまうこともあり、いずれにしても受傷直後にはかなりの出血を生じるのが口の周りのけがの特徴です。
出血している部分の縫合処置等が必要かどうかについては、誰もが心配し注意してみていますが、それと同時に気をつけないといけないことがあります。それは歯の変色です。
歯は強い衝撃を受けると、折れたりぐらぐらになったりすることがありますが、このような症状がないのに、歯の中身である歯髄(神経と呼ばれている部分)が死んでしまうことがあります。そうなると血液の循環がなくなり、その結果歯の色が赤黒く変色してきます。ただし、その変色はぶつけた直後ではなく2~3日後、ときには1か月以上経過してようやく明らかになることもあります。稀に自然に元に戻ることもありますが、変色が生じてしまった多くの場合には歯髄を除去する治療が必要となります。
口の周りにけがをしてしまった、あるいは強くぶつけてしまった、という場合、歯の方は何でもないようにみえても、しばらくの間は変色が生じてこないかどうか、歯磨きの時などには注意してみてあげて、おかしいな?と思ったらすぐにかかりつけの歯科医院にご相談することをお勧めします。

歯は健康のバロメーター vol.19

〜落合先生のお口のお話し〜

乳歯の生える時期は、一番早い下の前歯が生後8か月前後、一番遅い上の奥歯が2歳半前後、そしてそれらが永久歯に交換するのは下の前歯が6歳前後、上の奥歯が11歳前後ですから、乳歯が役目を果たしている期間は、長い一生の中でもせいぜい5年から9年です。したがって、乳歯のひどいむし歯があっても、その治療を嫌がるこどもをみた大人たちは、どうせあと数年もすれば生え変わるのだから、乳歯はあきらめて、後から生えてくる永久歯を大事にすればいいじゃないか、という人もいます。しかし、生え変わり寸前の乳歯ならともかく、生え変わるまである程度の時期がある乳歯のむし歯を放置したらどうなるか、今回はこれがテーマです。

永久歯はお母さんのおなかの中にいる頃からすでにでき始めていて、その形が明らかになるのは生まれた直後からになります。したがって、むし歯ができるような年齢になった頃には、目には見えなくても乳歯の真下には永久歯がずらりと並んでいることがわかっています。したがって、乳歯に大きな虫歯ができて根の先に膿がたまるほど重症になってしまった場合には、その真下で待っている永久歯は膿の中にどっぷりと浸かってしまって永久歯がダメージを受けたり、真上にある膿の中に浸かってしまうのを避けようとして永久歯が変な方向を向いてしまうことがあります。また、そこまで重症ではなくてもむし歯で歯と歯の境目が欠けてしまっているだけでも、隣の歯が倒れこんでしまい、後から生えてくる永久歯の萌出スペースが足りなくなって歯並びや咬み合わせに異常が起こる原因になります。

たしかに乳歯と永久歯とは別物ですが、このように乳歯にむし歯があると、そのあとに萌出する永久歯そのものに悪い影響を与えたり、あるいは萌出するスペース不足を引き起こしたりする原因となることがありますので、そう考えると乳歯を大切にすることが永久歯を大切にするということにかなり直接的に結びついてくることがわかります。そのために乳歯のむし歯は早いうちから発見して、治療したりあるいは予防の処置をすることが大事になってくるのです。

歯は健康のバロメーター vol.18

〜落合先生のお口のお話し〜

「隣接面う蝕?目に見えない、痛みもない、その程度のむし歯をわざわざレントゲン撮影をしてまで見つけだす必要があるのでしょうか?」

おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

前回、目に見えない部分である歯と歯の間にできるむし歯、つまり隣接面う蝕に注意しましょう、というお話をしました。しかし、目に見えない、また痛みもない、そんな状態のむし歯をわざわざレントゲン撮影をしてまで見つけだす必要があるのでしょうか?というご質問を頂くことがあります。今回はこの点についてお話ししましょう。

熱いものに間違えてさわってしまったらその瞬間にやけどをするでしょうし、高いところから飛び降りたらその瞬間に骨折や打撲など大きなけがをすることもあるでしょう。しかし、むし歯についてはそれらと違って、一瞬の出来事で大きなむし歯ができることはありません。ある日ある時、大きなむし歯があることに気が付いた、ということはあるでしょう。しかし、これはその日に突然むし歯ができてしまったわけではなく、小さなむし歯が少しずつ大きくなって、ある日それに気が付いた、ということにすぎません。これがまさしく前回お話した隣接面う蝕です。

一般に、むし歯は小さければ小さいほど、間違いなく簡単に治療することができます。ご家庭で明らかにむし歯がある、とわかる程度の大きさのむし歯は、多くの場合、本格的な治療が必要な状態になっていることがほとんどですが、レントゲンを撮影してようやくむし歯があることがわかった、という場合には、もちろんすでに重症化していることもありますが、簡単な治療で治すことができたり、程度によっては薬物の塗布や予防の処置でその進行を遅らせることができることもしばしばあります。

したがって、レントゲン撮影でむし歯の有無を検査をする、ということは、決して「重箱の隅をつつく」ようなことではなく、より安心して毎日を過ごすため、できるだけ軽い治療で健康を取り戻すため、の有効な検査方法であるということをご理解頂きたいものです。

それでは、いずれ必ずはえかわることがわかっているのに、どうして乳歯のむし歯は治療しなければいけないのでしょうか?来月に続きます。

歯は健康のバロメーター vol.17

〜落合先生のお口のお話し〜
「歯と歯の間にできるむし歯、
隣接面う蝕に注意!」
おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

前回は、むし歯は目に見える部分にできるばかりではなく、歯と歯の間、いわゆる隣接面と呼ばれる部分にもできやすい、というお話をしました。この隣接面にできるむし歯は通常行われる学校や幼稚園等の歯科健診で見つけることは困難で、確実に確認するためにはレントゲン撮影が必要であることは前回ご説明した通りです。それではこの隣接面う蝕を予防する方法があるのか、というのが今回のお話です。
隣接面う蝕に限らず、むし歯を確実に予防する方法は残念ながら確立していません。むし歯はミュータンス連鎖球菌という口の中に住み着いている細菌によってつくられることはわかっていますが、まだワクチン等を用いた対策が確立していないため、現状ではとにかく口の中でミュータンス連鎖球菌が活発に活動しないようにするしか方法がないからです。
その方法は、口の中をきれいにする、食事に気をつける、歯の質を強くする、の3つになります。これらは隣接面う蝕に限らず、どの部分にできるむし歯についても同様の方法ですが、特に隣接面う蝕の予防に有効なのは、直接歯ブラシが届かないことから、口の中をきれいにする、についてはフロス(糸ようじ)を使うこと、食事に気をつける、についてはジュース等、歯と歯の間に浸透していきやすいものの多飲に気をつけること、そして歯の質を強くする、についてはフッ素を用いること、具体的にはフッ素入りの歯磨き剤を使う、ご家庭や学校などでフッ素洗口をする、かかりつけの歯科医院でフッ素塗布を受ける、等、になります。
目に見えない部分に気をつける、ということはけっこうしんどいことですが、これらに気をつけてみて下さい。

歯は健康のバロメーター vol.16

〜落合先生のお口のお話し〜

「きれいだと思っていたのに、予想外に虫歯がたくさんあった、という経験をしたことはありませんか?」
おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

虫歯が1本もなくきれい、この状態を守っていきたいと思って虫歯予防処置を受けるつもりで歯科医院を受診したところ、「虫歯8本ありますね」などと予想もしていなかったたくさんの虫歯を指摘されて驚いたことはありませんか?
なぜこのようなことが起こるのかというと、歯科医院では明るいライト、曇り止めのきいたミラー、水分を飛ばすエアー、歯科衛生士のアシスタント等、様々な角度から歯を診て虫歯がないかを診ることができるためです。つまり、ご家庭あるいは日常生活の中では気がつかない虫歯が見つかることがある、これが虫歯の有無に違いが生じる大きな理由です。
しかし、歯科医院においてもどんなに時間をかけて診ても直接目でみているだけではむし歯があるかどうか判断がつかない場所があります。それは歯と歯の間、いわゆる隣接面といわれる部分で、ここに虫歯があるかどうかで、虫歯の本数が格段に変わってくるのです。
歯と歯の間にはむし歯はとてもできやすく、どこにでもできる可能性がありますが、1~2歳くらいの低年齢のこどもに多いのは上の前歯の歯と歯の間、そして3歳を過ぎると上下にかかわらず奥歯の歯と歯の間に虫歯がみられることが多くなります。
歯と歯の間は通常、直接は見えないので、目で見て虫歯とわかる場合はすでに相当大きな虫歯になっていることが多くなります。どうしたら歯と歯の間の虫歯を早い段階でみつけることができるかというと、エックス線検査によって確認するのが現在では最も確実な方法になります。
ですから、年に1度の内科健康診断の時には胸のエックス線撮影をすることは一般的ですが、それと同様に歯の定期診査においても、3歳を過ぎたら1年に1回くらいは歯と歯の間に虫歯ができていないかどうか、エックス線写真撮影をして確認することが虫歯予防、虫歯の早期発見にとても有効です。

4歳の女の子、きれいにみえますが、実は虫歯が12本あります!どこにあるかわかりますか?
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エックス線写真 矢印で示す歯と歯の間の黒く抜けているところが虫歯です

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歯は健康のバロメーター vol.15

〜落合先生のお口のお話し〜
「指しゃぶりをやめさせる方法はありますか? 3」
おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

前回は指しゃぶりについて、2歳頃までは自然な行動として特にやめさせる必要はないこと、3歳以降は興味を持って集中できる、毎日の楽しみになる、やりがいを感じる、というような、こどもが生活の広がりのきっかけに出会えるような方向に導いてあげる、という対応策についてお話ししました。
それでは年長さんや小学生になってもやめられない場合はどうするか?小学生になってもやめられない、という状況においては、わかってはいるがどうしてもやめられない、というように、実は本人も気にしていることが多いものです。これまでは指しゃぶりをやめさせる、という努力をせず、指しゃぶりよりも面白いことを見つけられるようにする、という方向でしたが、小学生になったらまずは本人との対話から始めるといいでしょう。「ゆびしゃぶりをやめたいとおもっているの?」これがスタートです。
本人が辞めたいと思っている、これを確認したら、全面的に協力してあげましょう。この時期になったら、注意の声掛けをしたり、指に包帯を巻いたり、今日は何回指を吸ったか表をつけたり、吸わずに長時間過せたらほめてあげるとか、本人が辞めたいと思っていることに協力するのですからこのような大人の行動もストレスではありません。叱るのではなく、むしろ一緒に指しゃぶりから脱出しよう、という仲間意識をもって取り組んでみて下さい。
最後に、おとなになっても指しゃぶりをしている人に会うことはまずありません。みんな卒業していきます。なかなかやめられなくてもいつかは「こんなこともあったナ」、と笑い話になることを忘れずにいて下さい。

歯は健康のバロメーター vol.14

〜落合先生のお口のお話し〜
「指しゃぶりをやめさせる方法はありますか? 2」
おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

前回は指しゃぶりについて、2歳頃までは自然な行動として特にやめさせる必要はないことをお話ししました。それでは3歳以降ではどうか、が今回のテーマです。
3歳以降の指しゃぶりは、生活上必須でも重要でもありません。ですから、他にもっと楽しいことや気持ちが落ち着くようなものが見つかればそれに変わっていきます。考えてみて下さい。指しゃぶりをしている大人に出会うことはめったにありません。したがって、今はご心配ですが、よほど特殊な状況でなければ放置しておいてもいずれ卒業するのだ、という気持ちで向き合って下さい。それではその卒業の時期をどうやったら早く迎えることができるか、について考えてみましょう。
3歳を過ぎるといろいろなことをやりたがるようになります。ですから、何かワクワクするようなものに出会う方向に導いてあげることが大切です。具体的には、手や体を使って何かを成し遂げる作業、室内であればお絵かき、楽器演奏、パズルやなぞなぞ本に挑戦する等、室外なら鉄棒、縄跳び、砂遊びあるいは年齢に合ったスポーツ教室等、これらがいずれは趣味となったり生きがいとなったり、場合によっては職業になることもあるでしょう。興味を持って集中できるものや毎日の楽しみややりがいに出会う、ということはこどもにとってかけがえのないことです。指しゃぶりからの卒業がこどもの生活の広がりのきっかけとなるかもしれません。そう考えて取り組んでみることをお勧めします。
歯並び咬み合わせの点からお伝えしたいことがあります。3歳前に指しゃぶりから卒業した場合、歯並びや咬み合わせに生じた問題は、自然に回復すると考えられています。3歳以降も指しゃぶりが続いている場合でも、5歳までに卒業してくれれば、永久歯の歯並び咬み合わせには影響が少ない、ともいわれています。ですから4歳くらいまで、具体的には年少さんとして幼稚園に入ったら年中さんになる前に指しゃぶりから卒業してもらえればよい、その位の気持ちで見守ってあげて下さい。
それでは年長さんや小学生になってもやめられない場合はどうするか?来月に続きます。

歯は健康のバロメーター vol.13

〜落合先生のお口のお話し〜
「指しゃぶりをやめさせる方法はありますか?」
おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

指しゃぶりをやめさせるにはどうすればいい?というご相談を受けることがよくあります。指しゃぶりによって歯並び咬み合わせが悪くなる、指に吸いダコができる、見た目が気になる等、いろいろな問題があることから、早くやめさせたいと思う気持ちはその通りだと思います。しかしながら、結論からお話すると、現在、指しゃぶりをやめさせる決定的な方法は、ありません。
もともと指しゃぶりというものはヒトとして自然な行為、すでに胎児期から行っているもので、これは生まれたときにすぐ母乳を飲むための練習として重要視されています。そして誕生後は目で見たものを手で触ってそれを口に入れる、こうやっていろいろな物の形、味、感触等を口で感じて、物の性質を学習、判断していく行動をとります。つまり指しゃぶりは世の中の物を知るために口の感覚を研ぎ澄ませている行為といえるでしょう。
しかし、1〜2歳になると口で確認しなくても目や手の感覚でいろいろなものを判断することができるようになり、やがて3歳を過ぎると友達と遊んだり体を動かして遊ぶようになるため指しゃぶりはしなくなる、というのが通常の指しゃぶりの始まりから卒業です。したがって2歳頃までは自然な行動として特にやめさせる必要はなく、様子を見守ってあげて下さい。
心配なのは3歳以降の指しゃぶりです。こどもにとって吸う行動は、母乳を飲むためにお母さんの乳首を吸う等、気持ちのいい感覚があるものですから、口の感覚でものを判断するという行為が必要ない年齢になっているにもかかわらず、この気持ちよさからなかなか抜け出せず、不安な時、寂しいとき、手持ち無沙汰なとき、ぼんやりしているとき、動画を見る等受け身の状態になっているとき、こんな時に指しゃぶりをしてしまう。これが習慣、癖としての指しゃぶりということになります。これをどう解決するか、来月に続きます。

歯は健康のバロメーター vol.12

〜落合先生のお口のお話し〜

「定期診査はうけたほうがいいですか?」

おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

こんにちは。おちあい小児歯科医院の落合です。今回は定期診査についてお話ししましょう。こどもの口の中の状態は、新たな歯が萌出する、歯並び咬み合わせができてくる、食生活が変わる等、刻々と変化していきます。

したがって、治療が終わってもそれが口の中の状態の完成形ではなく、年齢とともに変化していく口の中が、問題なく成長しているかどうかをみる必要があります。そこでお勧めしているのが定期診査です。

定期診査は3~4カ月ごとに受けることをお勧めしています。その理由は、治療後に何らかの変化が起こる節目であること、むし歯等の早期発見がしやすくなること、フッ素塗布の適切な間隔と一致すること、等があげられます。重大な症状が生じる前に定期的に様子をみて大事に至らないようにすることは大変重要なことです。

定期診査は、むし歯や歯並び咬み合わせの状態をみる、歯磨きのチエック、フッ素塗布、また1年に1~2回、目では見えない歯と歯の間のむし歯チエックのためのレントゲン撮影等、小さなこどもでも楽に受けられる内容です。1年は春夏秋冬4つの季節、季節が変わったら受診、と考えると定期診査も忘れずに受けられます。また、ストレスの少ない定期診査を継続的に受けることで、歯科受診に慣れて嫌がらないようにもなります。

赤ちゃんが生まれて外出できるようになったら、歯が萌出したら、1歳、1歳6か月、3歳の歯科健診の時期になったら等をきっかけに、かかりつけの歯科医院を見つけて定期診査を受けてみましょう。きっと本を読んでもネットで調べても書いていないような、その子だけの情報や特徴を知ることができると思いますよ。

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