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発酵し遭い Archive

微生物を増やして元気な身体づくり発酵し遭い vol.6

発酵人 梅田 和美

 発酵について、筒井氏といろいろ語ってきましたが、日本酒を始め、ビール、醤油、味噌などは全て発酵食品!微生物を増やして作られていて美味しくて身体に良い!
 そこで、最後におなかの中の微生物を増やして元気な身体になる(食生活の改善)の方法を紹介します!まず、頑張れそうな三つを選んで4週間取り組んでみて下さい。きっと体調が良くなるはずです!
①食事の半分はご飯を食べよう!お米は種=命のもとです。できれば玄米や分づき米で更にパワーアップ!
②元気な旬の野菜を食べよう!旬の物が栄養価が高く元気。特に野菜の皮や芯には栄養がつまっているので、できるだけ食べよう!
③朝はご飯と野菜たっぷり味噌汁を食べよう!味噌は発酵食品。本物のだしで旬の野菜をたっぷり入れて!
④油のとりすぎに気をつけよう!ポテトチップス、マヨネーズ、安いアイスやパンのクリームも油です。
⑤ご飯の前は腹ぺこに!空腹中は免疫力が上がりガンやアレルギーの予防になり胃腸が活性化し便秘まで改善!
⑥喉がかわいたら水かお茶。ジュースには砂糖がたっぷり。白砂糖はイライラの素です!
⑦一口30回噛もう!唾液が食物中の毒を90%分解。
⑧心から感謝していただく。消化液の分泌は感情に左右されます。
 以上の8項目は大地といのちの会の吉田俊道さんが、現代っ子の食生活を改善するために、子供でも取組みやすいように考えられたもので、低体温の改善、集中力の向上などの結果が出ています。久留米でも取り組みが始まっていて、取り組む小学校が出てきました。
 皆さんも、変化を実際に身体で実感して下さい!
 今まで、お付き合いいただいて、有難うございました。

どぶろく発酵し遭い vol.5

発酵人 筒井ヒロフミ

 今年の2月、雪深い東北秋田県横手市に食文化交流を目的にお邪魔した。いぶりガッコを肴に味わったどぶろくは格別の味わいだった。まだピチピチとはねるもの、少しおとなしくなって甘味と酸味が程よく整ったもの、数種類を味わい、こんなどぶろく筑後地域でも公然と飲めないものかと真剣に思った。個人で作ったら当然罰金モノ。全国にはどぶろく特区なるものが約20ヶ所、一番の近場が大分県の竹田市あたり。よくよく見ると意外に酒どころが多いのに気付く。全国酒蔵密集度第2位の久留米にあって、どぶろくの情報がほとんどない。どこどこ酒屋がどぶろくを作ったともあまり聞かない(にごり酒はありますが)
 そこで提案、久留米もどぶろく特区をスローフード協会当たりで申請してはどうだろう。有機無農薬米を使用し、原生酵母(所謂自然のまま)で醸す、ここしか味わえない「どぶろく」。また市民参加によるいろんな作り手がつくる「どぶろくコンテスト」奇想天外な面白さがあり、プロの作り手が多いからこそ出来る趣向かな。この秋10月22・23日「筑後SAKEフェスタ」が東町公園と六角堂である。いっそのこと世界に一つだけの「どぶろく祭り」も面白いかも。秋の収穫を祝う24蔵のどぶろくを味わうお祭り!近い将来是非実現させたい。

おなか畑を発酵とは?発酵し遭い vol.4

発酵人 梅田 和美

今、久留米市の多くの保育園・小学校では「生ごみリサイクル元気野菜づくり」という体験学習が広がっています。ごみと思っていた生ごみを土に混ぜ、土ごと発酵させると、命の循環を数カ月で体験することができます。微生物の力を借りることによって、抗酸化物質たっぷりで、香りが強く栄養価の高い、生命力あふれる野菜が育つのです。
 また、近年の子ども達の身体の状態というと、平熱は35℃台、小学校時代から低体温、いつも体がだるく高校に入るくらいから心を病んできて、リストカット、うつ病…そんな生徒達が一人や二人ではない現状があり、調べてみると、3分の1以上が平熱が35℃台の低体温。これは日本全国の現状だそうです。
 低体温の生徒たちは、便秘・生理不順・風邪を引きやすい・口内炎ができやすい・粘膜がトラブルをおこす・夜眠れない…と多くの体調不良を訴えてくるのです。人類共通の平熱が36度以上ないということは、腸内細菌の働きも悪く酵素をつくりにくく、また酵素活性も悪い状態が続きます。
 そこで、小学校などでは生ごみリサイクルを体験した後、次のステップとして、「おなか畑作り」=「元気身体作り」にチャレンジしています。微生物いっぱいの畑で育った野菜が元気になるのと同じで、おなかの中の微生物を増やすと体温が上がり元気な身体になるということで、食生活の改善に取り組みます!
 その方法は、8つの項目から3つを選んで4週間取り組むのですが、取り組んだ子供達からは「朝すっきり起きれるようになった」「便秘が治った」と言う声が始めて1週間目から聞かれます。
 私も、取り組んでいますが、体温も36度5分前後をキープしていますし風邪で寝込むことがなくなったなぁと感じています。
 次回は、おなか畑の微生物を増やす為(食生活の改善)の具体的な方法を紹介します!
 詳しく知りたい方は、今月も講演会があります。おなか畑の発酵の方法がたっぷり聞けますよ!

吉田俊道氏講演会のお知らせ
■日時:7月20日(水)
     14時30分~16時
■場所:道の駅くるめ「研修室」
■問い合わせ:「ほとめき庵」
 0942・47・4222(四ヶ所)

乳酸菌の働き発酵し遭い vol.3

発酵人 筒井ヒロフミ

 日々醤油もろみを眺めては、お玉で撹拌し、麹と酵母に空気を送り込み酵母菌が元気になるようにして毎日お世話しています。
 瓶の底からプクプクと炭酸ガスが発生しだしたのが4月下旬から。瓶に耳を近づけるとジワジワプクプクという菌ちゃん達の声が聞こえてきます。これホントなんです!深夜覗くと特に賑やかです。
20110604.jpg 3月初旬に仕込んだ醤油もろみです。仕込早々のときの麹の匂いと今(4月下旬)では明らかにカメの中の匂いが違います。
 全体に醤油のような匂いとツンと来るような匂いが瓶に充満しています。アルコール発酵が始まった証拠ですね。
 前回醤油づくりを教えていただいた先生から頂いたテキストには、醤油づくりに必要な菌は、麹菌、乳酸菌、酵母菌だそうです。
 お酒づくりも確か同じではなかったか?
 過日、といっても一昨年の春、甘酒を仕込んだ。酒蔵の仕込水をもらい、ごはんと甘酒麹をホーロー製の瓶に投入、数日後プクプクと発酵し始めた。甘さはイマイチ、数日放置していたらピチピチとしたガスを含む液体、何か酸っぱい匂い。これは火落ち菌それとも納豆菌のせいか?私はその飲み物を二度と口にすることはなかった。
 その飲み物は今一升瓶に詰められベランダで放置状態。「いい米酢になるよ!」と言われたのを真に受けて只今熟成中。

発酵し遭い vol.2微生物の力で土を発酵!

発酵人 梅田和美

微生物の力で土を発酵!

 私が発酵に興味を持ったのは、佐世保の大地といのちの会、吉田俊道氏の講演を聞いてから。
 土1g中には、1億~10億の微生物がいて、土に生ごみを入れると、微生物が爆発的に増えて微生物だらけの土ができます。 その土に作物を植えると、微生物から、ミネラルなど栄養がわたされて、作物が元気になります。多くの保育園や学校でこの取り組みが行われているのですが、ホントに色が鮮やかで甘くて美味しい野菜ができます。生ごみで美味しい野菜ができるなんて、素敵だとは思いませんか!
 更に、続きがあって、子供達が生ごみリサイクルを体験し野菜を育てて食べるという命と食の循環を学びます。最後は自分のお腹の中にも腸内細菌
と呼ばれる微生物が住んでいるので、それを増やして元気な心と身体を作ろうという取り組みなのです。つまり、土ごと発酵して土全体が微生物いっぱいになった畑で育った野菜は微生物の力で美味しくて栄養価も高い元気野菜になり、おなかの腸内細菌(微生物)を増やすと元気な身体になるという訳です。
 生ごみリサイクルでできた野菜は、微生物たっぷりのまさに発酵食品!微生物って私達の健康に欠かせないものなのですね。
 詳しく知りたい方は久留米で講演会があります!体を元気にする微生物のお話がたっぷり聞けますよ!

(吉田俊道氏講演のお知らせ)
日時:5月18日(水)講演会13:00~14:30 ボカシ作り14:30~15:00(実費必要) 
場所:道の駅くるめ「ほとめき庵」 
問い合わせ:四ヶ所店長まで(0942-47-4222)
 食について、目からうろこの簡単なことを実践した小中学生が、約30日で低体温が改善し、集中力が上がり、学力向上にもつながったということです。大人も子どもも、もっともっと元気になるために、今日から出来るとっても簡単なこととは何か?食べるって、どういう意味なのか。一度聞
いてみてください。

発酵し遭い vol.1 発酵人 筒井ヒロフミ-しょうゆ

 日本酒の話から、「発酵」って面白いね。ということになって、今回から梅田女史と隔月でこのコラムを書くことになりました。
 発酵の世界は奥が深く、不思議なことばかり。専門的な知識は皆無なのでただただ興味本位で進めることをお許し下さい。
 ところで「しょう油」って面白いです。先日、OLI座イベントでやった産直や蔵肆での「マイしょう油づくり」大人気でした。私も1年前に仕込んだしょう油もろみを持参し熟成具合をみてもらいました。
 蔵肆の靏久さん曰く「あと半年ねかせたらいいかも!」でも早く味見がしたい。醤油先生曰く「この仕込量から6~4Lは搾れます」とか。「でも私のところの本醸造醤油で4年は寝かせます。味、香り、そして色が付いてきます」4年モノの味見をしたら、やはり全然違う。手間と時間が創り出す味はインス
タントでは絶対に創り出せませんね。
 仕込んだその日から毎日かき混ぜ空気と触れさせ空気中の自然酵母菌を取り込み発酵を促す。411.jpg「空気中の納豆菌やその他の雑菌が入って腐敗することもあります。」ドキッとした。実際に失敗した醤油のもろみの匂いを嗅いだら日本酒でいう「ひね」た匂いに近かった。幸いにも私のカメの中のもろみは「ちゃんとアルコール臭がしてますね」と醤油先生の太鼓判!?
 少しづつ搾ってみよう。4月上旬にマイしょう油を搾ります。で、そのお披露目はSF協会の「一品持ち寄り会」で試食したいと思います。興味のある方は是非ご参加ください。
(次回は「どぶろく」について)

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