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コーヒー産地を訪ね Archive

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.115

“2012年 グアテマラ アンティグア”
写真と文 安達  和宏

2012年グアテマラCOE ”カップ オブ エクセレンス品評会”での一コマ。審査会期間中には近隣のコーヒー施設や農園を訪問するアクティビティが用意されています。この時はグアテマラシティから40kmほど離れたアンティグアという古都にある伝統的な農園=サン・ラファエル・ウリアス農園を訪問しました。古くも綺麗な花々に囲まれた建物では、オーナーのイシードロさんが我々を温かく出迎え農園の歴史や栽培状況、精製方法など詳しく教えてくれました。4代続くというその歴史と先人たちの開拓者魂を語るその声には、強く重い積み重ねからなるコーヒーづくりへの想いを感じます。周辺の山々を望むパティオで生産処理、そして乾燥されるコーヒーは口当たりがまろやかでミルクチョコ、チェリーや華やかな余韻が残ります。まもなくこの農園も販売開始、まろやかな味わいとの再会が楽しみです。

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コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.114

“2018年 ニカラグア”

写真と文 安達  和宏

2018年ニカラグアCOE ”カップ オブ エクセレンス品評会”での一コマ。初めてCOEに参加したのが2008年ボリビアですから、早いものであれから10年経ちました。インターナショナル ジュリー(国際審査員)として毎年参加していると、顔ぶれは大分変わりましたが、自身…品評会に於ける高揚感と審査に対する緊張はその時となんら変わりません。却って多くの生産者や、コーヒーづくりに関わる人々の想い・その情熱に出会った今日、当時以上に熱く感じるモノがあります。生産国に於けるコーヒーづくりの品質向上と生産者の生活/社会環境の向上に根ざしたこのプログラムですが、ここに参加出来きる事に感謝の気持ちで一杯です。そのベースとなったのが、買付けグループでの勉強会です。3ヶ月に1回のペースで行うこの勉強会ですが、ちょうどこの原稿書いている前日に、あだち珈琲担当で福岡にて開催されました。全国から集まったメンバーと研鑽しながら、まだまだ勉強の続きを楽しみたいと思います。

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コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.113

“2015年 ボリビア カラナヴィ”

写真と文 安達  和宏

先月に続き、2015年9月に訪問したボリビアでの一コマです。

荒れた山の斜面にコーヒーの樹を植え、収穫が出来るようになるまで根気の要る仕事。ペドロさんのこれらの土地が持つポテンシアル=潜在力と可能性を信じ取り組む情熱には凄みすら感じます。そしてそして、私も身の回りにある潜在力に可能性に唆られるのです。まずは本店のある大川の街、店舗が入る商業施設ヴィラヴェルディです。『南欧の香りする街』がコンセプトのこのイタリア風の建物には中庭(パティオ)があり、イタリアから職人が来て敷き詰められたと言うモザイクが雰囲気を引き立てています。このパティオの心地良さを多くの人にも感じて頂きたい…この場所を活性化したいという一心で、パティオに面した空き店舗にカフェを作ることにしました。ポテンシアル…そんなペドロさんの想いを胸に10月下旬にはオープン予定ですので、お近くにお寄りの際は是非お立ち寄りください!

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コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.112

“2015年 ボリビア カラナヴィ”
写真と文 安達  和宏
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2015年9月に訪問したボリビアでの一コマです。
ボリビアの北ユンガス/カラナヴィの新しく開拓されたコーヒー農園を見渡しながら昼食をとりました。エキスポーターのペドロ・ロドリゲスさんは、生産者にコーヒー作りの指導を続け、ボリビアでの高品質コーヒーの拡大に尽力されています。車で移動中には、彼が何故カラナヴィという注目されて無かったこの地にドライミル(乾燥処理場)をつくり、逆境とも言える中に少しづつ光明を得て来たのかを語ってくれました。そして、コーヒーの樹が植え付けたばかりの目の前の山々を見渡し指差しながら『POTENCIAL!POTENCIAL!!』 『ポテンシアル! ポテンシアル!!』と何度も何度も私たちに紹介してくれます。私自身、この時の高揚感は、コーヒーに限らずヒト・モノ・コトの持つポテンシャル=可能性を感じる出来事となりました。そして…新たなプロジェクトを起こします。さて、この続きは来月号にてご紹介…お楽しみに!

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.111

“2015年 ボリビア アグロ・タケシ農園”
写真と文 安達  和宏
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2015年9月に訪問したボリビアでの一コマです。
ボリビアのアグロタケシ農園は以前にも、農園主ドン・カルロスさんをご紹介しましたが…この季節になると、あの絶景を想い出すのです。農園の標高が2000m近く、そこからまたまた見上げる程の山々が私たちを見守っているかのようです。この写真から右に見渡すと標高5,850mのムルラタ山の頂きまで眺望できます。この標高で、一般的にコーヒーの実は花から6〜8ヶ月で完熟の実になると言われますが、ここは10〜11ヶ月掛けて完熟になります。朝晩の厳しい寒さも、インカから引き継ぐ大地の力で優しくコーヒーの樹を育んでくれるのです。ちなみに、アグロ・タケシとは現地の言葉で「人々を目覚めさせる」という意味があり、ムルラタ山からタケシ渓谷へと続く、インカ時代から残る古道にちなんで名付けられました。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.110

“2018年 ニカラグア マタガルパ”
写真と文 安達  和宏
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2018年4月に訪問したニカラグアでの一コマです。
ニカラグアCOE=カップ オブ エクセレンスの品評会も表彰式も盛況裡に終わり。翌日は、品評会で入賞した農園のオプショナルツアーで、マタガルパという地区とお隣りヒノテガという地区の農園を訪問しました。そんな移動途中の道に掲げてあったのが…この看板。環境/自然資源省?でしょうか。EL ARENAL自然保護区…『私たちの水源を守りましょう』と記してあります。コーヒー栽培においても、生産処理施設から出る排水/汚水のリサイクル化も進み、出来るだけ水を使わないで環境を守る取り組みも実践されています。最近では耳にすることも多くなった『サステナブル=持続可能』という言葉は、経済活動としても環境保護の立場からも最重要キーワードとして、あだち珈琲のミッションに深く刻まれています。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.109

“2018年 ニカラグア マタガルパ”
写真と文 安達  和宏
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2018年4月に訪問したニカラグアでの一コマです。
ニカラグアCOE=カップ オブ エクセレンスの品評会で表彰式セレモニー。雛壇に並ぶのは地元市長、協会会長、組合の長など政財界のお歴々と品評会主催のACE代表代理やヘッドジャッジ、そして日本のニカラグア駐在大使もいらっしゃいました。中南米では毎度のことで来賓の挨拶はやたらと長いのですが、ニカラグアに着任されたばかりの日本大使の流暢で笑いも取るお話には当然と言えば当然でしょうがとても感心させられました。そんな、かしこまった雰囲気の中セレモニーは進められます。入賞者から順位発表に入ると盛上りはピークに達します。私たちもどの農園が1位を獲得したのか知らない訳ですから、自ずと興奮して参ります。そんな受賞の瞬間をカメラに収めようと前列に陣取って構えていたのに、表彰も佳境に入るとぞろぞろと今まで生りを潜めていたカメラマンがステージ前に押し掛けてきます。そして、また今年もシャッターチャンスを逃してしまったのです。次こそは…

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.108

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真  vol.108
“2018年 ニカラグア マタガルパ”
写真と文 安達  和宏

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2018年4月に訪問したニカラグアでの一コマです。
ニカラグアCOE=カップ オブ エクセレンスの品評会で、首都マナグアから車で3時間ほどのコーヒー産地でもある、審査会場のマタガルパという地方都市を訪問しました。いつも審査会では、スタッフとして国内から若手のコーヒー事業従事者や学生のボランティアなど参加しています。今回も明るい若者たちが会場設営からお湯注ぎ清掃と精力的に働いてくれました。何より、いつも笑顔で元気に「Hola! オラ!」と、挨拶してくれるので、時差ボケや審査の疲れも吹き飛んでしまいます。話しをすると皆んな自分たちの国ニカラグア、そしてコーヒーの事が大好きで自慢してくれます。自国を愛する気持ち〜当たり前のようでありながら、素直に好きと語る彼らがとても素敵に映るのです!

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.107

“2006年 ニカラグア”

写真と文 安達  和宏

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2006年2月に訪問したニカラグアでの一コマ。

初めて赴いた産地の風景は今でも瞼に焼き付いています。集荷場では銃をズボンの後ろポケットに差した強面の番人が、コーヒーチェリーを持ち込んだ人々に大声で指図する。そんな群衆の中、手摘みのコーヒーチェリーを篭に入れ持ち込んだ母親の傍には手伝いをする少年。この子の表情は10数年経った今でも鮮明に頭に残っています。生産者そしてそこで働く人々の幸福を願い、買付けに取り組む我々のミッションの切っ掛けの一つです。

そんなニカラグアへは、4月にCOEの審査会で訪問します。この子の立派に成長した姿を見たいものです。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.106

“2015年 グアテマラ サンタ・イサベル農園”

写真と文 安達  和宏

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2015年3月に訪問した、サンタ・イサベル農園での一コマ。雨の多いグアテマラの東部では収穫したコーヒーチャリーの乾燥に天日干しだけではなく、熱風での機械乾燥を使ったり大きなグリーンハウス(ビニールハウス)を利用し、ハウス内で棚に分けて適切な含水率になる様、乾燥を進めます。このグリーンハウスは雨の影響だけでなく強過ぎる日射しを避ける効果も持ち合わせており、空気の入れ替えで温度と上下4段の棚に豆を置く場所を替え、乾燥具合を見ながら微調整します。それは、何回も検証を重ねられ彼らのノウハウとして積み上げられます。産地では農園や樹々の様子に注目しがちですが、現場で生産者とコミュニケーションを重ねる事で、一見地味な作業の一つ一つに何年も掛けてきた彼らの情熱を知る事ができます。

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