Home > コーヒー産地を訪ね

コーヒー産地を訪ね Archive

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.93

“中米 コスタリカの買付け ブルマス農園にて”
写真と文  安達  和宏
adati201702.jpg
2012年、コスタリカ セントラルバレーにあるブルマス農園での一コマ。農園主ファン・ラモンさんは豪快そうに見えますが、農学博士号も取得し理論的な一面もお持ちです。Vol.89でもご紹介したハニー製法もファンさんが検証を積み重ねた結果その製法が構築され、高品質コーヒーを生産する農園として世界的にも有名になりました。未だその研究は続き、ブルマス農園だけではなくコスタリカ国内の農園(マイクロミル=小規模処理場)や中米の他国にも指導に赴くなど、その活躍は留まる事を知りません。尊敬し信頼する生産者の一人です。そんなファンさんに捧げる一句『中央の 谷に輝くいちばん星 蜜の香りか ブルマス農園』(あだち珈琲百人一首より)…今年はコスタリカも行きますよ!

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.92

“中米 グアテマラの買付け
エル・プルテ農園にて”
写真と文  安達  和宏

adati201701.jpg
この数年、毎年訪問していたグアテマラですが2016年は出張のタイミングが合わず、とうとう行く事が出来ませんでした。そんなグアテマラの買付けでは、いつもお世話になっているのがこの写真一番左の人、オルガ・アヤウさんです。あだち珈琲が高品質のグアテマラ コーヒーを取扱えるのも、彼女のお陰と言っても過言ではありません。水泳で国内チャンピオンだったというバイタリティー溢れる彼女は買付けで農園を廻る際にも自らハンドルを握り、グアテマラ国内の東から西まで我々を案内されます。何より、農園の事や生産者の事を考え少しでも品質が向上するように、生活が豊かになるように、地道な活動を継続されています。それは単に営利目的の事業ではなく社会貢献を前提とした“志”の実践です。2017年は、是非あの笑顔との再会を願いながら、この写真を眺めています!

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.91

“南米 コロンビア  FNC  展示会場にて”
写真と文  安達  和宏
201612_adati.jpg
10月3日〜10日まで南米コロンビア、FNC(コロンビア コーヒー生産者連合会)主催の審査会に審査員として参加しました。その審査会場はコーヒー展示会場の一角に設営してあり、そこには多くのコーヒー関連ブースが出店してありました。地域ごとの生産地のブースが有ったり抽出器具や包装資材、中でも産地ならではの光景は生豆の生産処理の機械やタンク等の農園に設置される設備類の展示品です。なるほどコロンビアの農家さん達はここで最新の機械や情報を仕入れているのだなと〜と、感心したのであります。そして会場を歩き廻ってると何処かで見たあの姿…。そうvol.88でご紹介したコロンビア産のチョコを生産販売している、カカオハンターのカルロスさんの姿を見つけたのです。なんでも今年初めてブースを出したとか、そこには地元コロンビアのカフェ関係者や私の横にはメキシコから来たと言うカフェオーナーが熱心に話を聞いていらっしゃいました。海外でのこんな再会は、一際嬉しいものなのです!コロンビアのチョコ美味でした!!

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.90

“南米 コロンビア FNC審査会”
写真と文  安達  和宏
adati_201611.jpg
10月3日〜10日まで南米コロンビア、FNC(コロンビア コーヒー生産者連合会)主催の審査会に審査員として参加しました。今回のコーヒーはマイクロロットと呼ばれる小規模生産者の豆で1ロットが300kg〜400kgの50数ロットで際立った美味しさを持ちます。その中から・酸味・ボディ・ソフト・バランス・フレーバーの5項目にそれぞれ5段階で点数を付け評価されました。審査も無事に終え生産者とのミーティング、セレモニーと続くスケジュールですが、その前に同じ審査会場では地元コロンビアの審査員を中心に、サポートしてくれた調理専門学校生にカッピングの方法やその意義・楽しさをレクチャーする時間を設けてありました。初めてのカッピングという若者たちの眼差しは真剣そのもの。そして笑いを交えながら感じるフレーバーや味わいについてディスカッションしています。
コーヒー大国のコロンビアがコーヒー作りへの想いを次の世代まで繋げ、更に広める取り組みを目の当たりにし『流石〜コロンビア!』 と、思わず唸ってしまったのであります。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.89

adati201610.jpg
“中米 コスタリカ ウエストバレー”
写真と文  安達  和宏

この数年、コスタリカ小規模農園の生産処理技術の革新は目を見張るものがあります。従来の処理方法としては、ナチュラル(皮の付いたまま乾燥)、フリーウォッシュ(皮を剥き果肉=ムシラージを取り除いて水洗後に乾燥)、セミウォッシュ(皮を剥いてムシラージが付いたまま乾燥)とありますが、今日ご紹介するのはこの中のセミウォッシュに分類されるハニープロセスです。これはコスタリカで呼ばれる様になった処理方法で、皮を剥ぎムシラージを残したまま乾燥するというものです。ポイントは、そのムシラージの量を遠心分離機を使い調整し最適と考えらる状態で乾燥工程へと進められるところです。現在ではその分類もブラック、レッド、イエロー、ホワイトハニーとそれぞれムシラージを除去した量(%)等により呼び名も変わったり、工程の途中に密閉容器に入れたり、ムシラージを追加して入れたり、様々な探求が行われています。写真は、そのムシラージを取られて出てきたところですが〜ムシラージの粘液質でまだベトベトした状態です。現地へ足を運び、手で触りこの目で確認しその匂いや音も脳裏焼き付けながら、生産者の情熱の結晶をお届け出来ることに、喜びを感じる今日この頃なのであります。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.88

“南米 コロンビア ウィラ県”
写真と文  安達  和宏
adati201609.jpg
今月も懐かしい写真、2009年に初めてコロンビアの農園を訪問した時の一コマです。ちょうど収穫期にお邪魔したのでコーヒーの実を手摘み体験させて頂いたのですが、辺り一面に完熟したコーヒーチェリーの香りに圧倒されてしまいます。慣れない私でも結構な量を摘み取る事が出来ました。大満足なのです!
ところで、この時に案内してくれたのがFNC(コロンビアコーヒー生産者連合会)で働くコロンビア人のカルロス・ベラスコさんでした。現在、彼はFNCは辞められご自分でカカオ(チョコ)の会社を立ち上げられ日本にも素晴らしいチョコを紹介されています。その名も「カカオハンター!!」あれから直接お会いしてませんが、フェイスブックを通じてその活躍を知ることが出来ました。(恐るべしフェイスブック^^)この10月には久々にコロンビアへ行く予定なので、是非またお会いしたいものです。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.87

“中米 ニカラグアの集荷場”

写真と文  安達  和宏

201608_coffee.jpg 懐かしい写真を見つけました。2006年に初めてコーヒー産地を訪問したニカラグアでの一コマです。当時は、見るもの、聞くもの、触るもの、全てが初めての体験で心躍らせたものです。あれからもう10年〜いやまだ10年しか経っていないのに、スペシャルティコーヒーの認知度も上がりコーヒー産業を取り巻く環境は随分変わった様に思われます。きっかけは美味しい珈琲豆(原料)を求めて海の向こうに足を運んだのですが、その内にコーヒーづくりの向こう側にある困難や生産者の努力を知る事が出来ました。そして買付けを重ね絆も太くなり、生産者とも一緒に成長させて頂いてるという実感があります。

売り言葉や見た目、効率や目の前の利益に気を取られてしまいそうな今日この頃、、、今一度、初心に帰って自らのミッションを心に刻もうと誓うのであります。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.86

“南米 ボリビア買付の旅
アグリカフェ  カッピングラボ”
写真と文  安達  和宏
201607adati.jpg
2015年に行ったボリビアでの一コマ。産地へ行くと農園まわりしながら、現状そしてこれから数年の生産者の考えや想いを知ることができます。そして、最近特に感じるのがカッピングラボ(カッピングルーム)の充実ぶりです。それらの部屋には、サンプルのための小さな焙煎機や、各農園の細かな地図及びテロワールの違い、各品種のサンプル、プロセス=生産処理の違いによる特徴…などなど、品質向上への研究と検証を重ねる姿がそこに垣間見られます。そんな図や表を見ながら質問をしていくと新しい取り組みや、今まで文字として見聞しいた事柄の意味が実は違ってたり、既存と同じ方法なのに呼び方だけが変わってそれが流行のように伝えられてたり、毎回何かしらの発見があるのです。そして、その液体を啜るとまさにその情熱がかたむけられたコーヒーとして我々を魅了してくれます。この買付け作業を通しながら、彼らのコーヒーを適切に評価し、それらを消費者の皆様にもお伝え・お届けする。そんな役目を全うしたいと心に誓うのです。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.85

“南米 ボリビア買付の旅
アグロタケシ農園”
写真と文  安達  和宏
adati201606.jpg
2015年に行ったボリビアでの一コマ。毎月、このコラムの原稿書きの時にはパソコンに保存した写真のチェックをし、現地の事を思い出しながら文章を考えるのですが、この写真を見た瞬間に農園や処理場の匂いが目の前で行われているかのように漂ってきました。写真の作業は真っ赤なコーヒーチェリーの皮を機械で剥き、粘液質の果肉を発酵工程に進めるところです。このあと水洗そして乾燥させますが選別や細かな作業は人の手で行われ繊細で甘みのあるアグロタケシ農園の豆たちは作られていきます。焙煎人としてこの農園の持つポテンシャルを如何に引き出すかと考えると気持ちも昂ります!今年もボリビア・アンデスの山々が手招きしているようでね〜。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.84

“中米 ホンジュラス買付の旅
オルランド・アリタさん”
写真と文  安達  和宏
2016adati5.jpg
2014年に行ったホンジュラスでの一コマ。中央の笑顔の男性がオルランド・アリタその人です。自分たちのルーツは日本人で、それで”アリタ”と言う名が残っていると親しげに語られます。コーヒー生産者としてスペシャルティコーヒーの素晴らしさとその可能性に賭けたその姿勢は、カッピングの時にセッティングをしたり自らお湯を注いだりと、家族の先頭に立って精力的に動かれます。(頑張ってる〜お父さん^^って感じ)実はこの写真、オルランドさんがSNSのフェイスブックに投稿されたもので、思わず嬉しく懐かしく使わせて頂きました。インターネットの普及で海の向こうの身近になりました〜オルランドさん、僕らは家族ですね!次の訪問が、またまた楽しみになりました!!

Home > コーヒー産地を訪ね

Search
Feeds
Meta

Return to page top