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コーヒー産地を訪ね Archive

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.112

“2015年 ボリビア カラナヴィ”
写真と文 安達  和宏
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2015年9月に訪問したボリビアでの一コマです。
ボリビアの北ユンガス/カラナヴィの新しく開拓されたコーヒー農園を見渡しながら昼食をとりました。エキスポーターのペドロ・ロドリゲスさんは、生産者にコーヒー作りの指導を続け、ボリビアでの高品質コーヒーの拡大に尽力されています。車で移動中には、彼が何故カラナヴィという注目されて無かったこの地にドライミル(乾燥処理場)をつくり、逆境とも言える中に少しづつ光明を得て来たのかを語ってくれました。そして、コーヒーの樹が植え付けたばかりの目の前の山々を見渡し指差しながら『POTENCIAL!POTENCIAL!!』 『ポテンシアル! ポテンシアル!!』と何度も何度も私たちに紹介してくれます。私自身、この時の高揚感は、コーヒーに限らずヒト・モノ・コトの持つポテンシャル=可能性を感じる出来事となりました。そして…新たなプロジェクトを起こします。さて、この続きは来月号にてご紹介…お楽しみに!

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.111

“2015年 ボリビア アグロ・タケシ農園”
写真と文 安達  和宏
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2015年9月に訪問したボリビアでの一コマです。
ボリビアのアグロタケシ農園は以前にも、農園主ドン・カルロスさんをご紹介しましたが…この季節になると、あの絶景を想い出すのです。農園の標高が2000m近く、そこからまたまた見上げる程の山々が私たちを見守っているかのようです。この写真から右に見渡すと標高5,850mのムルラタ山の頂きまで眺望できます。この標高で、一般的にコーヒーの実は花から6〜8ヶ月で完熟の実になると言われますが、ここは10〜11ヶ月掛けて完熟になります。朝晩の厳しい寒さも、インカから引き継ぐ大地の力で優しくコーヒーの樹を育んでくれるのです。ちなみに、アグロ・タケシとは現地の言葉で「人々を目覚めさせる」という意味があり、ムルラタ山からタケシ渓谷へと続く、インカ時代から残る古道にちなんで名付けられました。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.110

“2018年 ニカラグア マタガルパ”
写真と文 安達  和宏
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2018年4月に訪問したニカラグアでの一コマです。
ニカラグアCOE=カップ オブ エクセレンスの品評会も表彰式も盛況裡に終わり。翌日は、品評会で入賞した農園のオプショナルツアーで、マタガルパという地区とお隣りヒノテガという地区の農園を訪問しました。そんな移動途中の道に掲げてあったのが…この看板。環境/自然資源省?でしょうか。EL ARENAL自然保護区…『私たちの水源を守りましょう』と記してあります。コーヒー栽培においても、生産処理施設から出る排水/汚水のリサイクル化も進み、出来るだけ水を使わないで環境を守る取り組みも実践されています。最近では耳にすることも多くなった『サステナブル=持続可能』という言葉は、経済活動としても環境保護の立場からも最重要キーワードとして、あだち珈琲のミッションに深く刻まれています。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.109

“2018年 ニカラグア マタガルパ”
写真と文 安達  和宏
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2018年4月に訪問したニカラグアでの一コマです。
ニカラグアCOE=カップ オブ エクセレンスの品評会で表彰式セレモニー。雛壇に並ぶのは地元市長、協会会長、組合の長など政財界のお歴々と品評会主催のACE代表代理やヘッドジャッジ、そして日本のニカラグア駐在大使もいらっしゃいました。中南米では毎度のことで来賓の挨拶はやたらと長いのですが、ニカラグアに着任されたばかりの日本大使の流暢で笑いも取るお話には当然と言えば当然でしょうがとても感心させられました。そんな、かしこまった雰囲気の中セレモニーは進められます。入賞者から順位発表に入ると盛上りはピークに達します。私たちもどの農園が1位を獲得したのか知らない訳ですから、自ずと興奮して参ります。そんな受賞の瞬間をカメラに収めようと前列に陣取って構えていたのに、表彰も佳境に入るとぞろぞろと今まで生りを潜めていたカメラマンがステージ前に押し掛けてきます。そして、また今年もシャッターチャンスを逃してしまったのです。次こそは…

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.108

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真  vol.108
“2018年 ニカラグア マタガルパ”
写真と文 安達  和宏

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2018年4月に訪問したニカラグアでの一コマです。
ニカラグアCOE=カップ オブ エクセレンスの品評会で、首都マナグアから車で3時間ほどのコーヒー産地でもある、審査会場のマタガルパという地方都市を訪問しました。いつも審査会では、スタッフとして国内から若手のコーヒー事業従事者や学生のボランティアなど参加しています。今回も明るい若者たちが会場設営からお湯注ぎ清掃と精力的に働いてくれました。何より、いつも笑顔で元気に「Hola! オラ!」と、挨拶してくれるので、時差ボケや審査の疲れも吹き飛んでしまいます。話しをすると皆んな自分たちの国ニカラグア、そしてコーヒーの事が大好きで自慢してくれます。自国を愛する気持ち〜当たり前のようでありながら、素直に好きと語る彼らがとても素敵に映るのです!

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.107

“2006年 ニカラグア”

写真と文 安達  和宏

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2006年2月に訪問したニカラグアでの一コマ。

初めて赴いた産地の風景は今でも瞼に焼き付いています。集荷場では銃をズボンの後ろポケットに差した強面の番人が、コーヒーチェリーを持ち込んだ人々に大声で指図する。そんな群衆の中、手摘みのコーヒーチェリーを篭に入れ持ち込んだ母親の傍には手伝いをする少年。この子の表情は10数年経った今でも鮮明に頭に残っています。生産者そしてそこで働く人々の幸福を願い、買付けに取り組む我々のミッションの切っ掛けの一つです。

そんなニカラグアへは、4月にCOEの審査会で訪問します。この子の立派に成長した姿を見たいものです。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.106

“2015年 グアテマラ サンタ・イサベル農園”

写真と文 安達  和宏

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2015年3月に訪問した、サンタ・イサベル農園での一コマ。雨の多いグアテマラの東部では収穫したコーヒーチャリーの乾燥に天日干しだけではなく、熱風での機械乾燥を使ったり大きなグリーンハウス(ビニールハウス)を利用し、ハウス内で棚に分けて適切な含水率になる様、乾燥を進めます。このグリーンハウスは雨の影響だけでなく強過ぎる日射しを避ける効果も持ち合わせており、空気の入れ替えで温度と上下4段の棚に豆を置く場所を替え、乾燥具合を見ながら微調整します。それは、何回も検証を重ねられ彼らのノウハウとして積み上げられます。産地では農園や樹々の様子に注目しがちですが、現場で生産者とコミュニケーションを重ねる事で、一見地味な作業の一つ一つに何年も掛けてきた彼らの情熱を知る事ができます。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.105

“2006年 エルサルバドル モンテシオン農園”

写真と文 安達  和宏

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2006年3月に訪問した、モンテシオン農園での一コマ。今月は、随分以前の写真を引っ張り出しました。

このコラムの初回「コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真vol.1」(2009年4月号)での写真も、同じモンテシオン出張で写したものでした。2005年に我々買付けグループが、”クリスマスプレゼントで贈った資金”を奨学金として使い学校へ通った子供達です。。。10年以上前の事ですから、もう立派な大人になっているでしょうね。

この1月に「TEDxFukuoka」というイベントで登壇し『コーヒー豆買い付け話』するにあたり…コーヒー買付けと自分の歩みを振り返ると、様々の場所で沢山の想い出もありましたが、その原点はここに在った様に思います。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.104

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真  vol.104

“2017 パナマ ボケーテ地区”

写真と文 安達  和宏

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2017年3月に訪問したパナマでの一コマ。この季節は毎日の様に夕刻になると霧雨が降ってくるのですが、農園の山中を走り回ってホテルへ戻りその道端からふと見上げると、”天に掛かる虹のアーチ”が笑顔でお迎えしてくれました。見せつけらる様な圧巻のこの風景!こういうご褒美も産地行脚の醍醐味なのです。そして、コーヒー豆を育てる環境と自然の力を肌で感じる、そんな瞬間でもあります。遠く遠く離れた地なので関係無いと思ってしまいがちですが、我々の生活から及す人為的な温暖化や自然環境の変化は少なからず遅からず、この素晴らしい美しい風景にも悪影響を与えるでしょう。目先の利益優先で、手に負えない問題を先送りしにたエネルギー政策やエゴイスティックな森林伐採などの環境破壊。これらの問題に背を向けず、我々自身が意識を持って見守らなければならないと思わせる、大地との語らいでもありました。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.102

“2017 コロンビア サン・アドルホ農園”

写真と文 安達  和宏

coffee201711.jpg2017年3月に訪問した農園での一コマです。ピタリートの街から車で移動しお腹ペコペコのところに、出迎えてくれたのは嬉しい地元料理でした。屋外の厨房では女性たちがキビキビと準備をしています。温かいサンコーチョ(鳥肉と野菜をじっくり煮込んだスープ)は、ちょっと固めだけど味のある焼き肉アサードとトルテイーヤ、コーヒーの農園の歴史に耳を傾けながら舌鼓を打ちます。イタリア系の移民と言われた彼らにも言えるのですが、農園の人々は家族やその先祖を非常に敬います。もちろん日本もそうですがそれ以上の様に思います。それは、異国の地で異郷の地にて厳しい環境の中で山を開拓し、その生活を造りあげてくれたご先祖さまへの感謝の想いがより強く、明確なのでしょう。私自身もこの10月に父の出身地である八女の地に新店を出しました。地元の方との話で父の話題が出るたびに、感謝の想いが湧き上がるのでした。

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