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一枚の写真 Archive

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.103

“2017 コロンビア サン・アドルホ農園Ⅱ”

写真と文 安達  和宏

adachi20171205.jpg2017年3月に訪問した農園での一コマです。前号で紹介した女性方が作った農園のおもてなし料理で腹ごしらえの後は、生産処理場と乾燥棚(2階建)の見学です。お腹パンパンのところに不安定なハシゴ階段を必死によじ登りながら乾燥の様子を記憶に留めます。電線が目の前にある位なので結構な高さで、眺めも変わり農園の区割りもよく分かります。棚の上では、ゆるやかな風を受けながら生産者とエキスポーターが談笑し近況報告や今年の出来映えを話していました。我々もそうですが、エキスポーターにとっても情報交換は最重要事項です。産地の状況や生産者の想いも汲みながら、また私たちに素晴らしい豆を紹介してくれるのです。

伝える事の重要さを噛み締める今日この頃であります。

コーヒー産地を訪ねて… 一枚の写真 vol.382012年Guatemala San Cristrobal Verapaz 

写真と文安達和宏

201205iti.jpg 2012年3月のグアテマラ・San Cristobal Verapaz サキシムという組合での一コマ。空港のあるグアテマラシティより車で4時間あまり、数年前に大規模な崖崩れで交通規制された山肌を見上げたりしながら、このサキシムのウエットミル(コーヒーチェリーの精製場)に到着です。早速、収穫も終わり乾燥されたコーヒー豆がギッシリ詰まった倉庫の裏で、生産者の皆さんより地域に伝わる伝統的な儀式で歓迎を受けました。コーポラティブの有力者であるEmilioさんは、儀式を司るシャーマンでもあります。我々が見守る中、果物やお酒など幾つかのお供え物を手際良く並べて、お祈りは始まりました。実はこの農園の豆は2007年カップオブエクセレンス#4位San Cristobal Y Tamahuで、あだち珈琲も味方塾グループで落札した農園で、それをご縁に買付けています。今回は4名の生産者と直接お話しもしましたが、皆さんとても純朴そうでお人柄の伺える方々です。私の経験上・・・良いコーヒーを作る生産者の皆さんほど「俺が?俺が?」ではなく控えめな方が多いのですが、今回もそれを感じました。。。。。グアテマラシティに戻って行った買付けのカッピングでも、とても甘く印象的なコーヒーで高評価でした!
今年は、グアテマラCOEの審査会にも参加する予定ですので、ますます楽しみです!!

コーヒー産地を訪ねて…2009年 コロンビア ウィラ県 ピタリート 一枚の写真 vol.37

 
写真と文  安達  和宏

201204itimai.jpg 2009年のコロンビアでのひとコマ。ピタリートという小さな街の真ん中に看板を掲げた何気ないカフェ。実は、カップ・オブ・エクセレンス(COE)に入賞経験もあるBellavista農園の農園主Jabiel Gomez=ハビエルさんが経営するカフェなのです。通常、産出国のカフェやレストランなどで美味しいコーヒーに出会う事はまずありません。それは、高品質コーヒーは外貨を獲得する貴重な商材として考えられているからです。そんな現状を危惧したハビエルさんは、産地でも美味しい珈琲を飲んで貰いたいという一心で、COE入賞で得た収益をこのカフェに投資し開業しました。小さなお店ですが、女性二人のスタッフで切り盛りし地元のお客さんに愛され賑わっています。わたしも、情熱のコーヒー飲ませて頂きましたが?美味しかった!!
 さて、それに影響されてではありませんが^^ あだち珈琲 久留米店では、4月5日より『アルチザン・カフェ』と銘打ってカフェスペースをちょっとだけ模様替えします。アルチザンとは職人という意味ですが、私の生まれ育った町である大川市縁の家具職人や大川で修行し各地で活躍する若手家具作家の作品(テーブル・イス等)を設置し、生産国の情熱こもった珈琲と、珈琲づくりにも通じる『職人』というキーワードで皆さまにも楽しんで頂こうと思ったわけです。どうぞ、また一つ進化した “あだち珈琲”をお楽しみ下さい!!

コーヒー産地を訪ねて… 一枚の写真 vol.342011年 コロンビア|サンタ・マルタ(COE審査会)

写真と文  安達  和宏

201201adati.jpg 2011年3月に開催された、カップオブエクセレンス審査会での一コマ。コロンビア人の審査員ジョンさんとジョンさん。。。審査の合間にポーズをとってる左側のジョンさんが今回の主人公。審査は1セッション約10ロットのコーヒーをカッピングで審査フォームに基づき採点し、100点満点で評価します。1時間のカッピング後、1セッション毎に別室でそれらの点数とコメントをヘッドジャッジのコーディネイトで発表。点数は、94点以上、91?93点、88?90点、84?87点、80?83点、79点以下など各レンジに分けられ自分の点数を挙手して取りまとめられ、また項目毎にその特長もコメントするんですが、あるセッションでジョンさんのコメントがスペイン語で「このコーヒーは、ドルセ=甘い、クレモソ=クリーミー、モーラ=ブラックベリー、ショコラテ=チョコ・・・」ここまでは私も分かったのですが、次に出て来た「パネラ=?」これが分かりません。隣のアメリカ人に尋ねると「シュガーケーン=サトウキビのジュースのコトだとよ」と、教えてくれました。結局「パネラ=黒糖」と言う事が分かり私が理解した表情をすると、それを見ていたジョンさん・・・私に向かって何度も『パネラ!パネラ!!』と、覚えろと言わんばかりにコールします。この「パネラコール」は、このディスカッション中だけでなく今回の審査会中ずぅーっと続き、お陰で私に『パネラ』というニックネームが付いてしまいました。ドイツ人の審査員が人懐っこく『パネラさ?ん』と声掛けて来た時は、思わず吹き出してしまいました^^  皆さんも覚えて下さいね『黒糖=パネラ!』です。

あだち珈琲(株) http://www.adachicoffee.com ○福岡よかもん市場 https://www.yokamon.jp/shop/Y460/

大川店/大川市榎津325-28 ヴィラベルディ1F TEL.0944-87-6549 
久留米店/久留米市篠山町6-397-7 ブリヂストン通り  TEL.0942-27-8205

福岡県大川市、自家焙煎豆の挽き売り店=あだち珈琲オーナー。原料の豆は直接産地へ足を運び農園より買い付け。また、コーヒー品評会の国際審査員として’08ボリビア、’09コスタリカ、’10ホンジュラス、’11コロンビアCOEへ参加。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.33 特別編

201112adati.jpg“クリスマス ブレンド”
あだち珈琲 季節限定での“クリスマスブレンド”をつくりました。ケーキにも相性の良いコクのある味わいに仕上げています。チョットしたプレゼントやギフトにもお薦めですよ!
クリスマス ブレンド 200g ¥1,260
そしてもう一つのお薦めは、田主丸町の美味しいパンで評判の『シェ・サガラ』さん製お菓子“シュトーレン”です。今回、特別に当店でも販売させて頂く事になりました。数量限定ですので、予約頂けると助かります。
『シェ・サガラ』シュトーレン (約200g) ¥1,260
と、言う事でこの2品のセットもお薦めですね!パンを焼く、コーヒーを焼く、焼くというキーワードで話しが盛り上がる二人の自信作なのです!!また、珈琲詰め合せはグアテマラCOE#2ロスマ農園、ボリビアアグロ・タケシ農園など、本物の美味しさを手軽な価格のセットでお届け致します。
年末年始の営業
※5日より通常営業年末12月31日まで営業   (10:00~17:00)
初売りセール1月2日~4日(10:00~17:00)
あだち珈琲(株) http://www.adachicoffee.com
福岡県大川市、自家焙煎豆の挽き売り店=あだち珈琲オーナー。原料の豆は直接産地へも足を運び農園より買い付け。また、コーヒー品評会の国際審査員として’08ボリビア、’09コスタリカ、’10ホンジュラス、’11コロンビアCOEへ参加。
あだち珈琲 久留米店
久留米市篠山町6-397-7 BS通り/営:10:00~19:00
【大川店】 大川市榎津325-28ヴィラベルディ1FTEL.0944-87-6549

コーヒー産地を訪ねて… 一枚の写真 vol.282008年 ボリビア ラパス

写真と文  安達  和宏

adati.jpg いやぁ~こんな失態お見せ出来ない。それでも原稿締め切りが迫り、背に腹は代えられず切り札でお出しするのがこの一枚。2008年初めて行った南米ボリビアです。前日の夜遅くに着いたラパスの空港は標高4,000メートル!富士山より高い所へ降り立ってしまったんですね。翌朝、ラパス空港からコロイコやカラナヴィという産地に移動中の車内は断崖絶壁のデスロードに加え想定外の修羅場となりました。有明海沿岸の水面ギリギリで生まれ育った私には余りにもそのギャップがひどく…ご覧の有様。2008年なのにカメラの日付機能が2007年と間違っているのも高山病のせいでしょうか?地元の人に薦められてコカ茶を飲んでみますが、頭痛と吐き気で透き通る様な青空や切り立った山々の絶景もこの時ばかりは目に入りません。ところが…1時間以上(多分)移動して標高が下がると、先ほどまでの苦しみが嘘のよう…ケロッとして農園を歩き回っている自分がいました。どうも標高の高い所は苦手のようですが、どうしても行きたくなるんですよね~。そんな命がけ?で、巡り会ったボリビアのコーヒー豆たち。新豆がいよいよ入荷しております。どうぞ、命がけのフレーバーをお楽しみ下さい^^

あだち珈琲(株) http://www.adachicoffee.com ○福岡よかもん市場https://www.yokamon.jp/shop/Y460/

大川店/大川市榎津325-28 ヴィラベルディ1F TEL.0944-87-6549 
久留米店/久留米市篠山町6-397-7 BS通り      TEL.0942-27-8205

福岡県大川市、自家焙煎豆の挽き売り店=あだち珈琲オーナー。原料の豆は直接産地へも足を運び農園より買い付け。また、コーヒー品評会の国際審査員として’08ボリビア、’09コスタリカ、’10ホンジュラス、’11コロンビアCOEへ参加。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.272011年 コロンビア ウイラ州 ピタリート

写真と文  安達  和宏

20110602.jpg 2011年2月に、コロンビア ウイラ州ピタリートの農園に訪問した時の一コマ。農園にある自宅の隣に大きな台所がありました。マキで火をおこしお湯を沸かしたり、煮炊きもやってます。家族はもちろん農園で働く人達の賄いもここで作るのでしょうか。大きなレンガで囲った厨房では女性達の明るい大きな声が響き?まるでオペラでも上演してるようです。ところで、肝心の食事ですが?これがどこへ行っても美味しく塩加減や味付けも日本人にも合うようです。と、言うか・・・わたしが自然と慣れてきたのでしょうか?最初に中南米に行った時は、エスニック料理でもお馴染みの“パクチ”(セリの様な?生で食べるコリアンダー)が合わず苦戦しましたが、今では色んな食べものに自分で掛けてます。日本食の“ネギ”と同じ感覚ですね。美味しいを連発してますが?特に農園に訪問して出して頂く食事やお菓子など素朴な味わいは、私にとってホテルのレストラン以上一番のご馳走です。

コーヒー産地を訪ねて… 一枚の写真 vol.18『2010年ホンジュラス/コマヤグア中心街』

9adati01.jpgホンジュラスCOE審査会の合間には、農園の他に地元の史跡や名所等を訪ねるツアーも用意されています。この写真もそんなツアーで行った歴史的な街並みが観光地としても有名な“コマヤグア”という街ですね。界隈で一番背の高い聖堂の窓から見下ろした中央公園。中南米では決まって街の真ん中に教会があり、その前(周り)に公園があるという街をつくりますが、この街は1537年スペインのコンキスタドール(征服者)によって建設され、スペインから中央アメリカ連邦が独立した際はホンジュラス州の州都だったそうです。古い教会や鐘など歴史を感じさせる趣ですが…ガイドさん曰く「中米の真ん中にあるホンジュラスで、この街はその中心だぁ!」と胸を張って説明します。どこか私の住む大川や久留米など、地域の“まちづくり”の活動を支える方々と重なる想いを感じます。自分の住む街に誇りを持ち、その歴史や産業を語る人々の熱き想いは、場所は変われど一緒なんですね。
 さぁ、今夜は黒棒を肴にホンジュラスのコーヒーでもすすりますかぁ~

写真と文 安達  和宏
あだち珈琲(株)
http://www.adachicoffee.com
大川店 大川市榎津325-28 ヴィラベルディ1F TEL.0944-87-6549
久留米店  久留米市篠山町6-397-7 BS通り TEL.0942-27-8205

コーヒー産地を訪ねて… 一枚の写真 vol.16

20100712.jpg2010年ホンジュラスCOE(カップ・オブ・エクセレンス)
審査会の様子です。

 5月17日~21日までホンジュラスCOEの審査会に参加しました。中米ホンジュラスの首都テグシガルパの空港に着陸した瞬間…機内からは何故か拍手が舞い起こり、『何気に長閑なところだなぁ~』と思っていたのですが、実はこの空港、滑走路がとても短いそうで、着陸の際オーバーランする事故が多いという事をノルウェーの審査員から後日聞かされました。拍手をしていたのは彼らだったそうで~もちろん大笑いです。審査会はその空港から車で3時間程のMarcalaという街にあり、会場はコテージのあるリゾートホテルで宿泊もするんですが、初日は私の部屋だけ電灯が点かない(電源が来てない)一晩真っ暗という中米ならではの洗礼(結構いい加減)を受けました。さて、気を取り直して審査会の方は流石ホンジュラスの予選を通過しただけあって、どれも素晴らしいコーヒーが揃ってます。中でも特徴的だったのは、花の香り~tearoseバラの香りが漂うロットでした。トロピカルフルーツやオレンジ、グリーンアップルなどの合間に顔を出すその香りには審査をしながら魅了されてしまいました。これらのコーヒーは、7月7日に行われるインターネットオークションに出品されます。さぁ上手く落とせるでしょうか?乞うご期待あれ!!

写真と文
安達  和宏

あだち珈琲(株)

大川店 大川市榎津325-28 ヴィラベルディ1F TEL.0944-87-6549
久留米店  久留米市篠山町6-397-7 BS通り TEL.0942-27-8205  

福岡県大川市、自家焙煎豆の挽き売り店=あだち珈琲オーナー。 原料の豆は直接産地へも足を運び農園より買い付け。
また、コーヒー品評会の国際審査員として’08ボリビアCOE、’09コスタリカCOEへ参加。  http://www.adachicoffee.com

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