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くるめ-コラム

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.99

“南米 コロンビアの買付け カウカ県 インサ”

写真と文 安達  和宏

adachi1.jpg 2017年3月14日から25日まで、パナマ・コロンビアの買付けに行ってきました。今日の一枚はvol98でご紹介した南部ウイラ県のお隣りカウカ県インサでの生産者ミーティングです。この地域の買い付けを行ってる40名ほどの皆さんとお会いすることが出来ました。今回も多くの意見が出されましたが、昨年発生した問題で、倉庫に保管中のコーヒー生豆が乾燥状態に問題が生じた為、買い付け対象とならなかった事に対して意見がなされました。生産者もコスト回収について意見を言い、買取側のエキスポーターは品質のの劣化について妥協する事なく意見を言い、生産者も真剣な厳しい眼差しで皆こちらを向いています。簡単に買い付けと言っても、海を越えて私たちの手元に届くまでは様々な問題をクリアし、その想いと情熱そして何より生活を掛けた取り組みがそこにある事を目の当たりししました。我々も、今まで以上に真剣な取り組みを誓ったミーティングとなりました。

香茶店〝香り不思議発見〟 Vol.82

「お盆は何のためにあるのかご存知?」

香star

お盆は「盂蘭盆会」という仏教行事の一つだ。九州では8月13,14,15日にお盆の行事を行う。地域によっては新暦のお盆で1ヶ月早いところもある。お盆はご先祖様をお迎えし、そしてまた送り出す儀式。お盆提灯は仏様(ご先祖様)が自分のうちに迷わずに戻れるように導く灯りだ。

亡くなって初めて迎えるお盆を「初盆」という。盆提灯で迎え火をし、僧侶や親族・故人と親しかった人などを招いていて特に手厚く供養するしきたりがある。お墓参りを行い、親族との会食ののち、お盆の最終日、送り火によって再び故人を送り出す。

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御進物用お線香

用意しています

【右】日本香堂 淡墨の桜…3,780円

やさしい桜の香りのお線香と江戸硝子の器、桜型の浮ローソクのセット。

【左】梅栄堂 好文木(微香)…3,240円

沈香、白檀など貴重な天然香料を巧みに調合し静かで優しい漂いのお線香。

久留米文学散歩 vol.56

筑後川と久留米⑥

文/増原 達也

その他、忘れてならないのが、「宮入貝事件」でしょう。「事件」と云われるか、どうかは疑問ですが、大きな災いであった事は事実です。この貝の学名は「カタヤマガイ」と云い、人体に大きな害をなし、それを解決すると云うより、その菌を発見、「撲滅」の切っ掛けを作ったのが、「宮入慶之助」氏であった為、その名が付けられた様です。只、この人が菌と云うか、「寄生虫」を発見したのは大正末頃か昭和の始め頃だったと思われますが、日本側は戦後になる迄、予防、撲滅の本格的な施策は取っていなかった様です。

それを戦後占領軍大佐のハンター博士が音頭を取り占領軍と協同で撲滅作業がなされています。そして一九八二年に大がかりな捜索でも「カタヤマガイ」が二個しか発見されず、終息宣言が出されている様です。

この寄生虫は日本住血吸虫で、何故か「カタヤマガイ」だけに寄生、成虫になって今度は人体に入り、その人体を侵すと云うものです。これを学術用語で「中間宿主」と云う様ですが、この時、すなわち人間の体内に入る時も「雌雄抱合虫体)で入るらしく、人間の体内では見る見る成長、その人体は肝臓、脾臓が侵されて腹水が溜り、貧血を起し、時には死亡する事もあった様です。当時分布地区とされていたのは筑後川中流部の内、久留米市合川町と対岸の三井郡北野町を結ぶ線より以西、豆津大橋周辺地区迄の両岸地域(鳥栖市部含む)とされています。その他日本住血吸虫病は広島、岡山、山梨県でも発見されています。

扨、この宮入慶之助氏ですが、長野県出身で明治三十七年京都帝大福岡医科(九州帝大医学部の前身)に入学、卒業後は九州帝大で寄生虫一本の学者で国際的にも名の通った学者だった様です。亡くなられたのは昭和二十一年四月六日と記録されています(八十二歳)。

宮入氏の学勲碑は昭和二十七年に鳥栖市曽根崎町で宮入貝の供養碑は久留米市宮ノ陣町宮瀬に建立されています。

くるめ食素材探検 vol.46

大豆と枝豆の豆知識いろいろ 「枝豆」編

文/靏久 格(産直や 蔵肆)

edamame.jpg 意外と皆さまご存じないようなので、豆知識を…

枝豆、という野菜があるのではなく、「大豆の若い未熟な豆=枝豆」でございます。というわけで、大豆のお話しもしながら枝豆のご紹介など。

大豆、と一口にいいましても黄大豆、青大豆、黒大豆、茶大豆といろいろありまして。

どう違うんだって、そりゃあんた色が違いますというのもあんまりなんですこし八百屋目線で分類してみますと、黄大豆は味噌、醤油、豆腐など日本人の食生活に重要な位置を占めているため、国や自治体が育種管理をしております。難しく言えば、種の純粋性を国が管理しております。んで、その他の豆は民間にお任せ。よく直売所なんかに行くと「あおまめ」「くろまめ」と売ってますが、あれはようするに種を自家採取しているので、名前がわからなくなっちゃった結果です。去年のでもあやふやなのに、10年前に買った種の品種なんて覚えてないよなあ。え、俺だけ?

大豆は葉っぱが枯れて、鞘も茶色になってから収穫します。このあたりだと十二月初旬くらいでしょうか。乾燥した豆は数年間保存がきいて種にもなるという素晴らしさ。

さて、やっと枝豆の話なんですが、枝についている青い状態で収穫して湯がいて食べる。これが枝豆です。

本来、枝豆は俳句の秋の季語にあるように、立秋以後の食べものでした。ですが温暖化によって暑くなる時期が早く、長くなりビールを飲む時期も早くなってきまして。それにつれ、ビールのお伴「枝豆」も収穫時期が早いものの品種開発が進んできたんです。今では「枝豆専用」の大豆が出てきたくらい。枝豆専用は粒ぞろいが良いんだそうです。

今回の豆知識その二。枝豆は1個入っているのは規格外、2個入っているのはB品、3個入っているのがA品という規格があるそうな。今度、居酒屋でどのランクのもの使ってるかな・・・ってのは野暮ってもんですね。その三は節分のころにでも。

むすんで、ひらいて!! vol.40

「保護者からの悩み」
⑩小学生や中学生になってひきこもりになったらどうしたらいいのか心配です。

一般財団法人田中教育研究所
幼児心理カウンセラー  野田 鏡子

kodomo.jpg 前回、幼稚園や保育園に行きたがらない子の事を書いたところ、こういった質問も多く受けるようになりました。

不登校は日本独特の現象らしいのですが、小学生低学年より高学年、小学生より中学生と、ここ10数年増え続けています。

私も時々不登校になった子どもをカウンセリングしています。皆繊細でとても敏感な子ども達です。しかし、いじめなどの人間関係のトラブルにより自信を失くし、それに耐えきれず学校に行けなくなってしまっています。

また、最近は特に人の気持ちを感じとれない子どもや平気で傷つく言葉を言う子ども(大人も)が増えているように感じます。

今回は、どのようなカウンセリングを行うかをご紹介したいと思います。

まず、幼児の場合はプレイセラピィ(遊戯療法)が効果的です。

一対一で向き合い子どもと同じ目線に立って共に感じ、相手を認め楽しさを共有します。これは遊びを共に楽しむので親子でも十分できると思います。

次に、小学生の場合はプレイセラピィにコラージュ療法を入れたりします。

コラージュ療法はコラージュ(貼り付けること)を使った技法で雑誌や広告の紙などの絵や写真を切り、自由に画用紙に貼り付けて自分の作品を作り上げていきます。

初めはふてくされた態度でイヤイヤやるのですが、私も一緒になって自分の作品を作っていきます。回を重ねるごとに素敵な自分だけの作品ができ、共に作っていく時間を楽しむことによって信頼関係も生まれます。

子どもの表情も少しずつ変わって自信を取り戻していくのが良くわかります。

作品が明るくなってくると、もう大丈夫です!

自分の殻に閉じこもる前に気づいてあげることが大切です。

子ども時代はいつもキラキラ輝いて楽しそうにしていて欲しいものですね。

歯は健康のバロメーター vol.4

歯は健康のバロメーター vol.4
〜落合先生のお口のお話し〜
「歯磨き粉(剤)は使ったほうがいいですか?」

おちあい小児歯科医院 院長 落合 聡

こんにちは。おちあい小児歯科医院の落合です。今回は、歯磨き粉(剤)の必要性、についてお話しします。

歯磨きをする際、歯ブラシの毛先をしっかりと汚れのたまりやすい部分に当てて磨くことによって、むし歯の原因となる歯の汚れ(歯垢)をかなり除去することができます。したがって、歯磨き剤の味や感触がどうしても受け入れられない、という子には使わなくてもいいでしょう。

ただ、むし歯の予防効果、として考えると、歯磨き剤はとても有用です。それは低濃度のフッ化物(以下フッ素)が含まれている製品が多いからです。

現在、日本のフッ素によるむし歯予防には、3つの方法があります。①歯科医院での定期的フッ素塗布(フッ素濃度9500ppm)、②ご家庭や学校でのフッ素洗口(フッ素うがい フッ素濃度225~900ppm)そして、③フッ素入り歯磨き剤を用いた歯磨き、です。この中で最もむし歯予防効果が高いのは、②のフッ素洗口で、第二位が①のフッ素塗布、そして第3位が③のフッ素入り歯磨き剤 になります。

つまり、フッ素入り歯磨き剤でのむし歯予防効果はフッ素の含有量が製品によってまちまちなので、ほかの方法に比べて効果にばらつきがある(不安定)といわれていますが、フッ素の濃度が比較的高濃度のもの、具体的には950ppm以上のもので、性状がジェルタイプあるいはムース(泡)状のものを使用すると、口の中にフッ素が残留しやすく、歯の表面の強化や虫歯菌の活動抑制等、高いむし歯予防効果が期待できます。ただし、これらの性状の製品は歯科医院で販売されていることが多く、スーパーや一般的な薬店等では入手が困難であることが多いようです。かかりつけの歯科医院で相談してみるのがいいでしょう。

くるめ食素材探検 vol.45

子供が嫌いな野菜ランキング堂々の一位 「なすび」編
文/靏久 格(産直や 蔵肆)
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先月から引っ張っておりますがたぶん皆さまお忘れじゃないかなあ、と一人心配な鶴久です。先月は「子供が嫌いな野菜ランキング二位」のお野菜を紹介したんですけど、覚えてらっしゃいます?正解の方には10名にピーマンを進呈!って言っちゃった・・・。

さて、気を取り直して今月はなすびをご紹介。ナスはインド原産。中国を経て8世紀に日本へ伝来したようです。古名は「崑崙紫瓜」ちょっとカッコイイですな。日本では奈良時代の正倉院文書に「藍国茄子(らんごくなす)」という名前で登場。夏に味が良いことから転化し「成す」「生す」につながり縁起がいいという割と強引なこじ付けで現在に至ります。嫌いじゃいなあ、この流れ。品種も豊富で、それこそ「一口茄子」というくらいのサイズから、京都の大徳寺茄子なんてこれヤカンですかっちゅうくらい大きくなるようなものまでございます。

昔から「一富士、二鷹、三茄子」と言いますように貴重な野菜とされ、江戸時代には縁起品として珍重されたようです。これは戦国武将、徳川家康が晩年隠居した静岡で、富士山、鷹狩り、初茄子を好んだことに由来しております。

また、お盆には亡くなった人が足の速いキュウリの馬に乗ってやって来て、帰りにはゆっくりと景色を眺めながらナスの牛に乗って帰っていくと言われています。 こちらの由来はよくわかりませんがインドのヒンズー教徒では神聖視され、神の使者として敬われる牛。なすびもインド原産であり、仏教の行事の中で親しまれていることに縁を感じます。

茄子は95%が水分で、栄養分はほとんど含まれていません。夏野菜は全体的に身体を冷やしてくれるんですが、中でも茄子の冷却作用は強いため、発熱や日焼けなどで身体が火照っている時などにお勧めです。

張りがあってつややかなものが新鮮です。ガクの部分のトゲが鋭いのもポイント。ちくっとくるくらいがいいです。ただ、トゲが多いものは種も多く味が落ちるようです。初物と秋茄子の味が最高とされますが、どうも秋ナスからは種がとりづらいようです。「秋茄子は嫁に食わすな」なんて言いますが、けっして意地悪で言ってるわけでなく、体を冷やしやすいこと、また種子が減っていくことにあやかることを忌む所以でしょうか。

久留米文学散歩 vol.55

筑後川と久留米⑤
文/増原 達也

その頃の事を考えると今の日本の「食料事情」は大変良くなっている様です。併しこれは大半が輸入物で国産は二〜三割に過ぎません。食料と云えば、この筑後地区は大きな川、大きな平野を有していますが、一六六二年(寛文三年)(この頃世界では、パスカルの数学と物理学が世に出ています。)頃迄は大干魃に悩まされており、これ等が「五庄屋」物語の創となっています。この時の村と庄屋名は
夏梅村庄屋 栗林次兵衛
高田村庄屋 山下助左衛門
清宗村庄屋 本松平右衛門
今竹村庄屋 重富平左右衛門
菅村庄屋  猪山作之丞
で一九十二年(明治四十五年)大石、長野用水の功労者として、この五庄屋は長野水神社の祭神として合祀されています。ではこれで何程増加したかと云うと

1632年   1750〜64年
生葉郡 18520石   32991石
竹野郡 20383石   30331石
他六郡 242833石   245924石

その他野菜等副産物は参入されていない。
となり相当な成果を見せています。
尚、この工事には五名の功労者の他に二名上げる事が出来ます。
それは五庄屋が最初に計画書を持って飛び込んだ郡奉行だった高村権内氏で、彼は庄屋達と協議、それを持って有馬藩の重役連中の処へ行き熱弁を振るうのですが結果は良くなく、この人がこの藩初代から藩主と交際のあった梅林寺の和尚を引き出し、重役会議の議題に載せる事が出来たのです。
次がその重役会議に列席し最初は藩重役の顔色を伺って反対していた普請奉行の丹波頼母です。この工事が始まった際「磔柱」三柱を工事現場に建て百姓、すなわち労働者を威嚇したのは彼です。
併し最後の方は百姓の「本気度」に圧倒され、良き協力者となっています。彼は尾張国丹波郡の生まれで有馬藩に召し抱えられた時は八百石だったと伝えられていますので相当高い土木技術を備えていたものと思われます。この大石堰工事の頃は千五百石取りに出世し藩の重役会議にも出席する身分になっています。

コーヒー産地を訪ねて…一枚の写真 vol.98

“南米 コロンビアの買付け
ウイラ県 ボルドネス”
写真と文 安達  和宏
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2017年3月14日から25日まで、パナマ・コロンビアの買付けに行ってきました。今日の一枚はコロンビアの南部ウイラ県ボルドネスという落差400mもある大きな滝に隣接する小さな村での生産者ミーティングの様子です。集会場には40〜50名ほどの子供から大人まで集まり、今後の買付けや技術的な事、また質疑応答などが行われました。現地で取りまとめる輸出業者や生産者の代表などの話に、真剣な眼差しで耳を傾けられています。まだ始まったばかりのこの地域のプロジェクトですが、こうやって少しづつ少しづつ生産者との意見交換と信頼も築かれ、双方が素晴らしいコーヒー豆を通して持続可能な成長が出来るのだと思います。また数年後にご紹介したい、楽しみなプロジェクトであります!

香茶店〝香り不思議発見〟 Vol.81

「PRAY for(one)小さな祈りのプロジェクト」
香star

「誰か=(one)を想う」それが祈ることの入り口。
「いってらっしゃい」「がんばってね」「ありがとう」
祈りは、カタチもなければ、叶うとも限らないもの。それでも、人は大好きな人や仲間、愛する人のために祈らずにはいられない。やり方も、時間も、場所も、信仰も問われない。
日本には家の中では仏壇があり、外では寺院、神社、お地蔵様、、、身近にたくさんの祈りの場所、祈りがある。
脳科学的「祈り」の効用はドーパミン、β̶エンドルフィンといった神経伝達物質やオキシトシンというホルモンが分秘され、快感と同時に免疫力も高まることが解明されている。
身近な人への「祈り」を実行することで自分自身の免疫を高めることができるなんてすごい。

参考:小冊子「日本人が誇る無宗教」小堀賢一著

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祈りのカタチを楽しい手づくりキャンドルで!
【夏休み手づくりキャンドル教室】
とき:8月22日(火)10:30〜11:30
ところ:天年堂店舗内
参加費:一人680円 ※お線香のおまけ付き

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